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Sunday, February 13, 2005

「海と毒薬/遠藤周作」を読んだ

  大学の一般教養人間学の講義で必要で買ったと思われる「海と毒薬/遠藤周作」(講談社文庫)を10数年ぶりに読んでみた。
  太平洋戦争末期に実際に起こった米軍捕虜に対する生体解剖事件を通じて、異常な状況における良心の問題を描いている。立ち会った二人の助手勝呂と戸田、看護婦の上田など、それぞれの背負った過去や考え方でこの生体解剖を受け入れるが、彼らの姿から神とは何か、罪とは何かを根源的に追究している。自分はカトリック信者ではないので、「日本人にとって神とは」といったことまではわからないが、それでも、今読んでも面白かった。

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Comments

僕も海と毒薬を読みました。エーテルの匂いをかいだとき、米人が本能的な恐怖を感じたとあるけど、エーテルとはそもそもなんなんでしょうか?僕はそういった細かい知識がないので読み解くのが難しいです。

Posted by: キャナ | Monday, September 19, 2005 18:20

>キャナさん
はじめまして。コメントありがとうございます。確かに医学の知識がわからないところ、ありますね。宗教学とかまで深くは考えないにせよ、名作だと思います。
では今後ともよろしくお願いします。

Posted by: emam | Monday, September 19, 2005 22:45

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