「空港にて/村上龍」を読んだ
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"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2005/05/post_3b4a.html">先日読んだ「半島を出よ」に続き、
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E9%BE%8D">村上龍さんの「
"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167190060/249-9926346-0367559">
空港にて」(文春文庫)を読んだ。これは、2003年の単行本「どこにでもある場所とどこにでもあるわたし」の改題。
これは8つも短編小説集で、「コンビニ/居酒屋/公園/カラオケルーム/披露宴会場/クリスマス/駅前/空港」といった8つの場所にいるそれぞれの主人公が、他人と共有できない個別の希望が描かれている。その中の1つ「駅前にて」という小説の中に、「どこにも出かけようとしない人間が嫌いなだけだ」という一言が。ちょっと心に引っかかる。なんか最近仕事が変わって、戸惑うことがしばしばだけど、確かに仕事においてここ数年、自分からあまり動こうとしていなかった。まあ、動いたほうが、老けなくていいかも。そんなことを考えて、それなりにすっきりした短編集だった。
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