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Friday, September 30, 2005

2005年9月に聴いたものを

  今日で9月も終わり。ということで会社的には上期が終わり。で、最近はすっかり秋めいて、いい季節。最近はまた洋楽も聴き出した。で、適宜blogにあげてるもの以外に、9月に聴いたものをまとめて書いてみます。

・ Technique/New Order (1989/Album)

  無性に聴きたくなって買ったNew Orderの16年前のAlbum「Technique」(1989/Album)。当時のAcid House Movmentを思いっきり引張り、かつこのようなClub MusicにRock的要素を投げ込んでる画期的な作品だと思う。お薦めは、やっぱこのAlbumの雰囲気を一気に作ってるLeading的な名曲である1曲目「Fine Time」、軽快なGuitarにどこか悪意を感じる3曲目「Love Less」、ちょっとLatin入ってる感じがかっこいい4曲目「Round & Round」、低音Baseとシンセが作り出す荘厳なMelody Lineがほんと80年代という感じで懐かしい7曲目「Mr Disco」。自分がこのAlbumに出会ったのは、USに留学していた友達に会いに行ったとき。Washington DCにあるGeorge Town大学にその人は留学していたが、大学生が主催するParty(ちょっと前のRave Party系って感じかな)で、この「Technique」がガンガンかかっていた。このAlbumを聴くと、酒の酔いと煙草と人でむせるような密室感と高揚感を思い出す。

・ The Importance Of Being Idle/Oasis (2005/CDS)

  この夏に発売されたOasisの6th Album「 Don't Believe The Truth」。このAlbumからの1st CDS「Lyla」に続いてCutされたのは「The Importance Of Being Idle」(2005/CDS)。CDSとしてはTitle曲合わせて3曲が収録。1曲目の「The Importance Of Being Idle」はNoel作でVocalも彼が取ってるもの。まあ新展開は乏しいが、Bandの音としては厚く、Guitar Soloもかっこいい。2曲目は「Pass Me Down The Wine」で、Liam作。ザクザク切りかかるRhythm GuitarのCuttingが雰囲気でてる。3曲目「The Quiet Ones」はGemが作ったもの。なんかOasisらしい、Acousuticな曲調で後半Psychedelicに展開している佳曲。まあ、これらB面系の曲も合わせて、このCDSは正直特筆した感じはしない。良くも悪くもOasisらしい安定したCDSかと思う。

・ Some Live Songs EP/Donavon Frankenreiter,Jack Johnson,G Love (2004/CDS)

  これは、Jack Johnsonを初め、Donavon Frankenreiter,G Loveの3名によるLiveを集めたEP盤「Some Live Songs EP」(2004/CDS)。今のような夏から秋への季節の変わり目の夕方に海観ながら聴きたくなるCDSだ。お薦めはアコーディオンとウクレレの音色が心地よい2曲目「Free」、暖かい太陽についてささやくように語りかかる3曲目「Sunshine」、Bruce Harpのからみ方がちょっとCountryっぽいTasteの5曲目「Mud Football」。ともかく、こんな人々がゆるく優しく奏でる音楽が最高にPeacefulな雰囲気を作ってる。もっと聴きたいLive音源集だ。

・ Streets Of Love・Rough Justice/The Rolling Stones (2005/CDS)

  The Rolling Stonesの約8年ぶりのNew Album「A Bigger Bang」。これの先行CDS「Streets Of Love・Rough Justice」(2005/CDS)を聴いた。これは両A面扱いになっているCDSだが、まず1曲目「Streets Of Love」。これはStones王道の「Angie」とか「Wild Horses」といったBallad系。切ないKeithのGuitarにささやくようなMickのVocalがかぶり、サビは一大コーラス状態。うーん、ひさびさだから、ちょっと感動。そして2曲目は「Rough Justice」。これは1曲目とは逆のStones王道のRockナンバーで、この新譜「A Bigger Bang」には未収録。KeithやRonnyのGuitarなど、変わらないところがかっこいい佳曲。というわけでこの両A面CDS、大いなるマンネリズムに脱帽という感じ。

・ Superstar/くるり (2005/CDS)

  くるりのひさびさのSingle「Superstar」(2005/CDS)を聴いた。先日の RIJF 2005Singer SongerのStageを観たが、岸田氏は元気そうだったが、その勢いを感じるCDSだ。まず、Title曲の1曲目「Superstar」。" ありがとう僕も愛してる  残り少ない夏の日を  入道雲がちぎれて さよならの合図 "っていう歌詞と軽やかで高らかなGuitarと岸田氏の優しい歌声が、夏の終わりにぴったりだ。極上のRock'n Rollですね。続いて2曲目は「帰り道」。ちょっとHeavyな轟音系の音なんだけど、どこか爽やかでやるせない感じ。そして最後の3曲目「真昼の人魚」。FolkyなTrade系の音。たまに聴くワルツをベースにしたIrish Songは、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる。ほんとくるりって、今の日本のRockシーンでかけがえのない存在になってるかも。いいCDSだ。

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