「ケータイ業界30兆円の行方-再編のシナリオ-」を読んだ
ちょっと気になっていた携帯電話業界。「ケータイ業界30兆円の行方-再編のシナリオ-/石川温
著」(ソフトバンクパブリッシング社刊)を読んでみた(週末の研修もあるし...)。ドコモの凋落傾向、auの躍進、Vodaphoneの国際端末路線の反省、ソフトバンクやイー・アクセスの新規参入、おサイフケータイ、着うたフル、FMケータイなど携帯業界って今すごいことになっている。来るべき「
番号ポータビリティ」というユーザ獲得のための弱肉強食の時代に備え、キャリア/端末メーカー/コンテンツプロバイダー/販売店/ユーザーでWin-Winの関係は築けるのかと著者はいろんな角度から検証している。ソフトバンクが出版した携帯業界の本にもかかわらず、平等・冷静にしかも平易に書かれている。ちょっと面白い業界本だった。
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