「Malcolm X/マルコムX」を観た
先日観た「
Do The Right Thing」に続き、Spike
Lee監督の伝説のカリスマ黒人解放運動指導者マルコムXの半生を描いた映画「
Malcolm X/マルコムX」(1992/Cinema/DVD)を改めてDVDで観なおした。
内容は、スラム街の黒人少年マルコム・リトルは成長し、強盗犯で刑務所に服役中に、イスラム教に改宗し、教養を身につけていく。その後、出所し、全国のイスラム寺院で演説をし、黒人の武装化を呼びかけ、ブラック・モスリム組織で頭角を伸ばしていくが、徐々に組織に対する疑問を抱き、実際にメッカ巡礼をした後は、イスラム教徒が人種を問わず、結ばれていることを知る。そして、新しい信念のもと進んでいくが、最後は39才の若さで組織に射殺されてしまうというもの。
当時、この映画が公開されることで、Hip-Hop Music、服装、アクセサリーなどFashionとしてのBlack
Cultureが一気にきたことを思い出す。それにしても、この作品、3時間20分近くもある大作だが、丁寧に描かれているためまったく退屈しない、あきない。ドキュメンタリーともいえる立派な内容。アメリカの根深い人種問題を理解するうえでの、いい教科書かも。
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