2005年11月に聴いたものを

　今日で11月も終わり。明日から師走。なんかバタバタしそうな予感。とりあえず、適宜blogにあげてるもの以外に11月に聴いたものをまとめて書いてみます。

・ 撫子MANGO FRUITS-FBDB-/FBDB-FIRE BALL AND BACK DROP BOMB (2005/CDS)
・ FBDB ANTHEM/FBDB-BACK DROP BOMB AND FIRE BALL (2005/CDS)

  2つのBand、FIRE BALLとBACK DROP BOMBがコラボしたFBDB。Japanese Dancehall Reggaeの雄FIRE BALLとMixture Rockの雄BACK DROP BOMBなので、ちょっと期待できそうなFBDB。彼らがReleaseした2曲のSingle「撫子MANGO FRUITS-FBDB-」(2005/CDS)と「FBDB ANTHEM」(2005/CDS)を聴いた。まず東芝EMIから出た「撫子MANGO FRUITS-FBDB-」。FIRE BALLが引っ張るDancehall Reggaeの印象の強さを感じるが、タメの強さはさずがBACK DROP BOMBという感じ。続いて、Toy's Factoryから出た「FBDB ANTHEM」。ひずんだGuitarや徐々に高まるMelody、途中のReggaeっぽい転調にMixture真骨頂のBACK DROP BOMB全開だが、いい感じでFIRE BALLがからんでくる。こっちのほうがいいコラボになってるかも。いずれにせよ、いろいろ混ざるのはいいことだ。

・ ずっと読みかけの夏/Tomita Lab feat.CHEMISTRY (2005/CDS)

  あのCHEMISTRYとのコラボした 冨田ラボの新曲「ずっと読みかけの夏」(2005/CDS)。自分自身の冨田ラボが気になるようになってきたのは、 ハナレグミとの一連のコラボ系動きから。ほんと、J-Popのある意味裏方的な存在かと思っていた程度だが、この「ずっと読みかけの夏」を聴いて、改めてLevelの高さを感じた。ちょっと気恥ずかしいけど、夏の終わりの切なさを上手にまとめあげた佳曲という感じ。これからも気にしていこう、冨田ラボ。

・ BEAT/木村カエラ (2005/CDS)

  木村カエラ氏4枚目のSingleは 奥田民生氏全面Produceの「BEAT」(2005/CDS)。Netとかを見ているとこのシングルって賛否両論状態。民生氏のワンパターンナンバーとか一人Puffyとか売れないとか悪い意見もあるけれど、個人的には「いいじゃん、この曲」って感じ。聴けば聴くほど味が出てくるし、ごつごつしてるGuitarのリフとかかっこいいと思う。いつか民生氏が歌う「BEAT」も聴いてみたい。

・ 蒼の世界/Remioromen (2005/CDS)

  Remioromenの「蒼の世界」(2005/CDS)を聴いた。彼らの作る曲って、ほんとRockを聴きやすく、ちょっとPop寄りな世界を展開しているけど、でもちゃんと歌詞などにはハッとすることを歌っていたりと、結構あなどれない。この「蒼の世界」はほんと爽やかで、サビなどは彼らの良さが相当埋め込まれているMelodyだ。さすが、小林武史氏Produce。晴れた寒空にぴったりな佳曲ですね。次のAlbumも楽しみ。

・ 修羅場/東京事変-TOKYO INCIDENTS (2005/CDS)

　ひさびさに聴いた東京事変。聴いたのは新曲「修羅場」(2005/CDS)。メンバーチェンジもあったようだが特に音楽性が変わったという印象はない。それよりもかつての椎名林檎氏の「ここでキスして」とか「本能」といった情念系なRockなんだけど、どこか聴きやすい感じをこの「修羅場」から受ける。打ち込み系のGroove、LastのGuitarのCuttingなどこの曲のRhythmって秀逸。この曲ドラマ「大奥」の主題歌のようだけど、このドラマってまったく見ないのでなんとも言えないが、相当ドロドロ系とのこと。東京事変と大奥っていいコラボかも。