「The College Dropout/Kanye West」を聴いた

  最近出た2nd Album 「Late Registration」がとてもよかったので、去年発売されたKanye Westの1st「The College Dropout」(2004/Album)も聴いてみた。全体的な印象は着ぐるみJacketには似つかわない硬派な伝統的なSoulのTasteあふれるHip-Hop Albumだ。
  好きな曲は、Syleena Johnsonが参加しての彼女のかすれたVocalがめちゃかっこいい4曲目「All Falls Down」、ちょっとOrientalで哀愁漂うJay-Zが参加した8曲目「Never Let Me Down」、Rhythmが少々ユーモラスな11曲目「The New Workout Plan」、R&Bの雰囲気あって心地いい12曲目「Slow Jamz」、叙情あふれるちょっと大げさな大作の18曲目「Two Words」、Chaka Khanの名曲「Through The Fire」をうまく復活させた19曲目「Through The Wire」。
  雑誌を読んでるとKanye West氏のHip-Hopは単なる下世話なものじゃなく、人種問題、教育問題などシビアなHip-Hopとよく書いてある。英語のHearing力があがるともっと楽しめるんだろな。