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Saturday, December 10, 2005

インド出張 -12/6-12/9 #2

  2005/12/6(火)~9(金)まで、人生初のインド。行ったのは西インド地方にあたるMumbai(ムンバイー/旧称ボンベイ)。いやー、ここも凄かった。人の数と貧富、瓦礫と埃、熱気、犬とカラスと牛とヤギ、辛いカレーと強烈な香辛料とそのにおいなど今まで体験したことないことばかりで驚きの連続。まさにウルルン状態。そんなインド出張、とりあえず書いてみる。長文ごめんなさい。

●2005/12/6(火)

  初日は基本移動日だが、なかなか順調に行かない。いろいろ起きる。品川経由でNEXで成田空港に向かう。途中総武線快速に置石があったということで、NEX停車。いきなり不安になる。で、成田空港に着き、10:55NRT初のJL717でまずは経由するBangkok(Thai)に向かう。Flight時間は約7時間。搭乗が遅れてるとのことでいきなりFlight時間も遅れる。やれやれだ。まあ、特に揺れることもなく、順調なFlight。でも、眠れない。途中映画を観たり、Gameをして過ごす。ふぅ。

 で、やっとBangkokに到着。空港は結構活気があり、アジアムードが高まる。ここで、Transit。Mumbaiに向かう飛行機は17:20Bangkok発のIC694。航空会社はIndian Airlines。ここでも、Flightは遅れること、約1時間。理由は不明。Indian Airって遅れるのは日常茶飯事らしい。やれやれ。で、Flightはめちゃ揺れる。それでも、インド人やタイ人がメインの乗客は揺れてもマイペース。機内サービスの飲み物などを頼みまくってる。ほんと自己主張が強い。食事後のトイレは大渋滞。みんな元気だ。こっちは疲れてる。普通機内にあるImmigration Card(外人用)がない。しょーがない。機内食はチキンカレー。まあ食べれる。で、大揺れの中、4時間のFlight後、Mumbaiに到着。それなりに眠れたのはよかった。それでも、いろいろ起きる。結構歩いて到着したArrival窓口が、航空会社によって違うということで、長い道のりを逆戻り。ふぅ。でも、いろいろ起きても、だんだん体が慣れてくる。ま、しょーがない。入国手続きをし、荷物のCheckを受けて、出口に。タクシーやホテルの強烈な呼び込みをやり過ごし、待ち合わせのインドメンバーと合流。Mrsさん、Nkzwさん、Scnさん、そしてKentくん。みんな元気そう。で、時計を見ると、21時すぎ。日本との時差は3.5時間あり、日本時間の24時をとっくにまわってるころだ。気温も30度近くあり、寒い12月の日本とは大違い。手に持ってるダウンがほんと邪魔だ。さすがに、疲れてる。

  で、ホテルにCheck Inし、Dinnerに。ホテルの近くの豪華なレストランに連れて行ってくださった。基本、カレーがメインだが、シーフード系(海老とか魚とか)だったので、食べやすいし、ほんとおいしい。カレーも、プレーン,バターなどなど何種類もあるナンやライスと一緒にいただく。苦手のパクチーも入っていたが、香辛料がいい刺激となり、食事が進む。冷えたビールもおいしく、ちょっと元気が戻る。デザートにいただいたインドのアイスクリームもこってりでおいしい。ほんと、ごちそうさまでした。そんな感じで、人生初のインドの出張が始まる。明日は朝から会議と市場調査なので、シャワーを浴びて即効で睡眠。とりあえず、おやすみなさい。

●2005/12/7(水)

  泊まったホテルは Ramada Plaza Palm Grove。Beachの近くにあり、設備もよく、快適だ。朝食もまずまず。

  で、朝食を食べた後、ホテルの周りを歩いてみる。Beachも行ってみたが、日本の海の家のようなお店が所狭しと並んでいる。みんな毛布にくるまって寝てる。雨が降ったらどうするんだろ。海はきれい。ちょっと大群のカラスと野放しの犬がうるさいのは玉にきずだが...。途中、小さな教会があり、宗教を尊ぶ国民性を感じる。

 で、車でMumbaiのOfficeに向かう。それにしても、交通状態はとっても危険。道はオートリクシャーと呼ばれるタクシーっぽい3輪車であふれているし、ガンガン割り込んでくるし、信号で停まると花売りが車を覗き込むし、どの車からもクラクションが鳴らされて、なんかすごい。嗚呼、カルチャーショック。ちなみにここでのクラクションはそんなにきつい意味ではなく、「気をつけてね」程度の軽いノリとのこと。嗚呼、異文化交流。

 で、Officeはきれい。ただ、トイレはうわさどおり、シャワーがついている。ちゃんとトイレットペーパーも装備されている。で、このシャワー、これは日本のウォッシュレットと同じ機能らしい。これを使っていろいろ洗うのだろうか? 洋服は濡れないのだろうか? 頭の中に「??」が浮かぶ。

 

  で、Mtgが長引いたため、ご用意いただいたPizza Hutを食べながらでのLunch Mtgとなる。マトンとかチキンとかが入り、味付けもどこかインド仕様で香辛料がきついが、これはうまい。Cokeを飲みながら、汗かきながら、ごちそうさまでした。

  で、Mtgが終了後、市場調査・Dealer Callのために街中に連れて行っていただく。夕方から夜も近くなり、路上のRushはさらに激しくなっており、渋滞でなかなか前に進まない。崩れ落ちそうなトタン屋根の家、店、泥の水溜り、むき出しのコンクリートの塊、きつい香辛料のにおい、まとわりつく蝿や蚊、つながれていない犬、おさまらない埃など、生活するには厳しすぎるところ。でも、自分が生まれたころの日本もこんな感じは残っていた。自分の家の前の道が初めて舗装されたときの工事の光景は今でも覚えているし、田舎にいけば水洗トイレじゃなかったし、蝿取り紙が天井に吊るされていたし、蚊帳の中で眠ってたし...。そんな中でインドの人々は逞しく生きている。子供たちの笑顔もいい感じ。

  で、市場調査も終了し、夕食に。連れて行ったのは「Pritam」というRetaurant&barで、北インド料理のお店とのこと。屋外だけど、囲まれたテラスの中なので、蝿や蚊や騒音や埃もない快適なレストラン。Kent君に誘われて、カカブやナンを焼いている調理場にいってみる。カメラを向けるとポーズを決めてくれるコックさん達。みんなカメラ好きらしい。焼きたてのナンもめちゃうまい。これは日本じゃちょっと食べれないおいしさですね。で、食膳前に人生初の水煙草をいただく。映画とかで見たことあるが、吸うのは初めて。いろいろ味は選べるようで、いただいたのはミント系のさっぱりテイスト。吸ってみると思ったほど軽く、さわやかな味。こっちのビールであるingfisher Beerとよくあう。で、いよいよ料理が運ばれてくる。夕べいただいたのはSeafood系だったので、こっちの方がマサラーム全開。カバブも数種類のカレーも数種類のナンも生の玉ねぎ(ちょっと生野菜はやばいかなと思ってたけど...)もちょっとぱさついたライスも苦手なものがない。今まで大キライだったパクチーも食べれるようになった自分にビックリ。みなさんのインド話もおかしく、ほんと楽しい夕食だった。ごちそうさまでした。

  で、レストランを出たあと、路上に売っている葉っぱになんだかわかならい香辛料がつつまれたもの(見かけはチマキか柿の葉寿司って感じ)をScnさんに手渡されて、勇気を出して、齧ってみた。う、う、う、まずい。歯磨き粉やバスクリンを食べたらこんな味がするのだろう。これはインド人は好んで食べてるらしい。吐き出す私を見て、喜ぶインドピープル。あはは、営業出身はどこでも盛り上げないとね。

 で、この日はすでに12時ごろで、ここで終了。部屋に戻り、バスタブにお湯張って、バスタイム。疲れていたのか、1時間くらい寝てしまい、お湯も冷めてた。その後はちょっと熱めのシャワーを浴びて即ベットに。インド出張もあと1日。おやすみなさい。

●2005/12/8(木)-8(金)

  で、ホテルに迎えにきていただいた車で今日は朝から市場調査・Dealer Call。路上で布にくるまってまだ眠っている人も多いけれど、朝から活気にあふれている。犬もヤギも牛もオートリクシャーも同化している。

  で、Mubaiに最近できたらしい「Inorbit」というモールに行く。「ここがインドか!?」というくらいきれいで最先端的で清潔感にあふれている。BozzのショップとかLevisとかいろいろ入ってる。W-LANも使えるらしい。今回の出張で感じたことだが、ここ日本では「中国の次はインド。狙いはインド株」的なイメージが最近あるが、いざここに来てみると、正直、「どこが!?」状態だった。しかし、こんなモールが増えてくると、インドの近代化ってを肌で感じるようになるのかもしれない。がんばれ、インド。

  この後、ほんと街中を通り、数軒、市場調査・Dealer Callする。相変わらず強烈な臭い、歩きにくい未舗装の道、たまに発見する神聖化された象の置物、泥の水溜り、ボーっとした犬、カメラに興味津々な人々の目、額から流れる汗...。いろんなことを感じながら、Dealer Callが終了。なお、この途中でNkzaさん、Kentくん、そしてサウジに向かうSktさんと分かれる。ちょっとバタバタしてて、ちゃんと挨拶できなかったのが残念。

  で、空港の近くのレストランで昼食。いただいたのは、Hong-Kong Noodleという名前の麺料理。イメージは日本の焼きそばに近い感じ。Mrsさんいわく、インドには汁系の麺は少ないらしい。自分的にはらーめんが食べれないと相当厳しい。ここはつらいかも。

  で、ここでScnさんらと別れ、MunbaiからDelhiに移動するため、国内線の空港に。パキスタンとの緊張関係やテロのこともあるので、搭乗時の手荷物検査は厳戒態勢状態。電池やライターがまずいらしい。自分もカバンに隠しておいたライターを没収された。検査員はライターを出すまで通さないという感じで少々緊張。で、搭乗する飛行機は14:50 Mumbai発の9W 305。JET AIRLINEというインド国内線を中心に運行している航空会社でサービスもよく、スチュワーデスさんも美しくいい感じ。行きのIndian Airとは大違い。

  約2時間のFlightで、Delhiに到着。タクシーとホテルの呼び込みがうるさい。Mrsさんの運転手さんと合流し、車に向かう。車のトランクに荷物をつめようとしたところ、見知らぬ人に荷物を取られ、トランクに入れてくれた後、お金を要求された。ルピーの小銭を持っていなかったので、どうすることもできず、そのまま無視。それにしても、生命力が強いというか、したたかというか、ちょっとしたところに入り込んでくるパワーがすごい。

 で、Mrsさんにお願いし、近くのスーパーマーケットに連れて行っていただき、お土産用(ていうか自宅用)のレトルトカレーを大量に買い込む。1つ300円くらいで結構インド的には高いらしい。ナンが日本で手に入るといいんだけど、ちょっと無理そうなので、ともかく日本に帰ったら、サフランライスでこのカレーを食べまくろう。

  で、Mrsさんに国際線の空港まで連れて行っていただき、ここでMrsさんとお別れ。いろいろありがとうございました。で、出国手続きを済ませ、19:55 Delhi発のJL472に乗るため搭乗口に向かう。ここまでくると、たくさんの日本人を見かけるようになった。それにしてもMunbai滞在期間、レストランで見かけた欧米人を除き、日本人を見ることはなかった。やっぱ、インドはでかい。

  そんなこんなで発着時間を迎える。飛行機に乗り込むと、JALのスチュワーデスさんの「おかえりなさい」っていう言葉がちょっとうれしい。Delhiから成田までの所要時間は約7時間強。映画を観たり、機内食を食べ、時間をやり過ごす。途中、自分の後ろで席で、日本人とインド人の喧嘩が始まる。「ここの席はお前のじゃない」という日本人と 「俺の席は誰か別の男が座ってるのでここに座る」というインド人が、日本語 vs 英語でバトル状態。繰り返される罵声の中、スチュワーデスさんが介入し、インド人用の別の席が用意されて、収まったが、「俺はインド人になめられたくないんだ」と罵声をスチュワーデスさんに言っていた。やれやれ。この出張はほんといろいろ起こる。それにしても、スチュワーデスさんって大変ですね >ダメ人間3号の嫁さま。

  そんな感じで朝の6時すぎに成田に到着。さすがにこのまま会社に行くと、「カレー臭い」と言われそうなので、いったん自宅に戻り、シャワーを浴びて、会社に行った。ふぅ、疲れた。

●インドでひっかかったもの

とりあえず、インドでひっかかったものたちを書いてみる。

・オートリクシャー

  いわゆる3輪車タイプのタクシー。日本語の人力車が語源らしい。20分くらい乗って200円(くらい?)とのこと。サイドミラーがついてなかったり、横や後ろにはすった傷だらけで、結構やばそうな感じ。浅草花やしきにありそうなテイストだ。幌はついているため日差しはさえぎるが、もちろんオープンカー状態なので、相当暑そう。市民の足として重宝されているらしい。

 

・オブジェというか

  やはり神格化された象の置物とか、それっぽいテイストのオブジェが街中とかお店の中とかホテルとかで散見される。インドの宗教ってよくわかっていないが、偶像崇拝がすごいありそうな感じを受ける。今度本とかを読んでみよう。

・インドのトラック

 埃っぽく、混雑したインドの交通事情の中、よくみかけるトラック。人や荷物や食物や瓦礫を運んでいる。そのトラックの中にたまに装飾されたトラックを見つけることがあった。色合いは様々だが、総じてみな明るくて、とってもPOPで好きなテイスト。基本、ヒンドゥー教にまつわる事象が描かれてる感じがする。こんな素敵なトラック見たことない。日本のトラック野郎の電飾系って苦手なんで、このインドのトラックのほうが全然かかっこいい。

・インドのガチャガチャ

  インドにもガチャガチャがあった。結構でかい。コインを入れてハンドルを回すと、螺旋状のつつからおもちゃとかが出てくる模様。日本では今、フィギュアとかバッチなどのGoodsが出て来るガチャガチャがめちゃブームになってるけどインドはどうなんだろ? 何がもらえるんだろう?

 

・インドのスポーツ

  インドのスポーツといえば、クリケット。これはすごく盛り上がるらしい。行ったモール「Inorbit」で覗いたスポーツショップの一番いい場所にクリケットコーナーがあった。しかもPuma製。イギリス統治の影響が今でも残っている。それにしても、クリケットのGear類って生まれて始めてみたが、デザイン含め結構かっこいいかも。

 

 というわけで、2005/12/6(火)~9(金)までの人生初のインド出張が終了。インドに行くと人生観が変わるとよく言われるけど、自分の中ではなんか見聞が広まったという印象。特に瓦礫の中や埃まみれの中で遊ぶ子供たちを見たりや腕の無い人にお金を求められたりすると、正直思うところが多いんだけど、結局それって、先進国から見る発展国ってポジションがあることは事実。そんな子供たちの笑顔は素敵だし、それでもみんなしたたかに生きている気がする。逆にひ弱な自分が情けなくなるって感じかもしれない。とは言っても東京での生活に慣れきっている自分がここで暮らすことは正直無理かも(笑)。

 今回の出張でも、現地のMrsさん、Nkzwさん、Scnさん、そしてKentくんに大変お世話に
なりました。とっても勉強になりました。で、一緒に行ったHrdさん、Sktさんにもお世話になりました。そう簡単に行ける国ではないですが、またいつか美味しいカレーと元気をもらいに行きたいと思います。ありがとうございました。

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Comments

インド出張お疲れ様でした。
読んでて、ちょっとしたカルチャーショックを受けました。実際に自分で見たり体験したら、もっと強烈にショックなんだろうなぁ。。
初めて見た、emamさんのあんな疲れた表情もちょっとしたショックでした。なーんて… :P

Posted by: toro | Sunday, December 11, 2005 at 02:39

お帰りなさい。お疲れ様。むちゃくちゃカレーが食べたくなりました。

Posted by: かたばみ | Sunday, December 11, 2005 at 11:50

>toroさん
長文なのに読んでくださりありがとうございます。最初は結構ショックなことが多かったんですけど、こんな世界もあるんだと、なんか受け入れられるようになりました。いい意味で見聞が広まりました。住むのは厳しいですが、ぜひ一度行ってみてください。
ps.機内泊だったんですが、ほとんど寝れず、死んでました(笑)。

>かたばみ先輩
まじでカレー、おしかったです。今まで香辛料がきついカレーは苦手だったんですが、逆に香辛料がないと食べた気がしなくなりました。いつかカレー食べに、インド行きましょう!(仕事ですけどね...)

Posted by: emam | Sunday, December 11, 2005 at 19:02

インドお疲れ様でしたー!
NKZWさんに会ったのですよね。
良い人でしょ(笑)

結構住むと大変らしいですけど、出張も大変ですよね~!!

ホントにお疲れ様です~。

Posted by: Jimakei | Monday, December 19, 2005 at 19:28

>Jimakeiさん
はい、Kentくんもですが、Nkzwさんと3日間いっしょにおり、大変お世話になりました。ほんとこだわりのかたでした。ま、出張は数日間ですが、住むとなると相当の気合を入れるか、じたばたせずに偉大なインドの流れに任せるかって感じかと思いますね...。

Posted by: emam | Monday, December 19, 2005 at 23:01

出張お疲れ様です。「嗚呼、カルチャーショック」。私も昔インドに行ったとき、「嗚呼、カルチャーショック」と何度感じたことか。読んでて面白かったです。是非、こちらにも出張できて下さいね!お待ちしております。メリークリスマス!

Posted by: orih | Friday, December 23, 2005 at 18:04

>oriHさま
ご愛読感謝です。ほんと、インド凄かったです。またいつか行ってみたいです。
で、oriHさまの国にも、ぜひ行きたいです。せっかくなら土日もくっつけて、仕事&休暇がいいですね。1月は厳しそうですが、ぜひNscさんと行きたいと思います。というわけで、メリークリスマス!

Posted by: emam | Friday, December 23, 2005 at 18:55

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