「2days 4girls/村上龍」を読んだ
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"http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?ISBN_CD=4-08-746040-1&mode=1">
2days 4girls/村上龍」(集英社文庫)を読んだ。
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E9%BE%8D">村上龍氏の小説を読むのは、「
半島を出よ」「
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2005/05/post_c2ec.html">空港にて」以来の約1年ぶり。内容は「プラントハンター」と呼ばれ、壊れた女性たちをオーバーホールすることを仕事とする主人公をめぐり、精神的に喪失感、トラウマを抱えたり、笑顔が作れないといった女性達との記憶と幻想を描いた物語。どうやったら救われるか、救えるかをテーマに、最終的には主人公の幼少時代まで記憶をさかのぼっていく。
自分の勝手なCategorizeだけど、村上龍氏の描くThemeを大別すると、
-
「コインロッカーベイビーズ」「愛と幻想のファシズム」「共生虫」といった暴力や殺人といった人間の追い詰められた姿を描いた作品群
- 「トパーズ」「 エクスタシー」といった人間の性愛を描いた作品群
-
「69」「Kyoko」といったちょっとしたユーモアがあったり、夢を実現するにはを描いた人間像を掘り下げた作品群
になってると思うけど、今回は性愛を描きながら、人にもっともっと関与して、掘っていく物語という印象を受けた。ま、個人的には約20年前に読んだ「コインロッカーベイビーズ」が今でも最高って思ってるけど。今度読み返してみよっかな。
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