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Tuesday, July 04, 2006

「ロングシーズン-佐藤伸治詩集」を読んだ

  で、なんか最近また季節がまわってきたような感じでザワザワしてるFishmans。で、佐藤伸治氏(1999年3月突如急逝)が残した詩をまとめた詩集「 ロングシーズン-佐藤伸治詩集」(河出書房新社)を読んだ。改めて詩として読んでみると、なんか透明な感じなんだよな。自分的に好きなものを適当にひろってみると...

  遠い夜空の向こうまで連れてってよ 
  あの娘の天使のとこまで  連れてってよ
  サヨナラ  さめた時よ
  あの娘が僕を呼んでいたから
  終わりさ  もう終わりだよ
  今日からは2人ぼっち 
  優しい天使が降りてきたら  きっとあの娘は喜ぶさ
  なんて不思議な話だろう  こんな世界のまん中で
  僕が頼りだなんてね
  .....「頼りない天使」

  この景色の中をずっと  2人まわろうぜ  この景色の中をずっと
  この景色の中をずっと  2人で歩こうぜ  このゆううつな顔もきっと 
  笑顔に変えようぜ
  .....「Go Go Round This World!」

  悲しい時に  浮かぶのは  いつでも君の  顔だったよ
  悲しい時に  笑うのは  いつでも君の  ことだったと
  人はいつでも  見えない力が  必要だったり  してるから
  悲しい夜を  見かけたら  君のことを  思い出すのさ
  .....「いかれたBaby」

  忙しくて  会えないね  だんだん暑くなってくよ
  こんな季節を遊びたい  君をそばにおいて
  風を呼んで  風を呼んで  君をそばにおいて
  季節の中を走り抜けて  もうすぐ秋だね
  .....「SEASON」

  日常のささいな出来事とかを言葉に拾い上げて、それをDubやReggaeのRhythmにのっけて、気持ちよい音を作ってたFishmans。やっぱ、最高です。

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