「Schindler's List/シンドラーのリスト」を観た
以前から観ようと思っていた「Schindler's
List/シンドラーのリスト」(1993/Cinema/DVD)。作品賞など第66回アカデミー賞など7部門を受賞したこの映画、やっと観た。
あらすじは、第二次大戦が勃発した1939年。ナチス・ドイツ軍が侵攻したポーランドのクラクフにやって来たドイツ人実業家のOsker
Schindler(Liam
Neeson役)は、ユダヤ人の所有していた工場の払い下げを受け、ユダヤ人たちをただで使って事業を軌道に乗せる。やがてユダヤ人たちは強制収容所に送られ始め、ナチの親衛隊員(SS)が彼らを虐殺するのを目撃したSchindlerは私設収容所を設け、
アウシュヴィッツなどの死のキャンプに送られるユダヤ人たちを救おうと、労働力としてユダヤ人労働者を要求し、1,200人をリストアップする…。
それにしても、この映画、Last近くのSchindlerの言葉とか、モノラル映像がカラー映像に変わる丘を越えるシーンなど、ちょっと涙でましたね。また、映像特典で付いている「生存者たちの声」というドキュメンタリー映像もちょっと衝撃。生き残った人々の証言から伝わる真実は、鳥肌が立つほど。それにしても、600万人というユダヤ人虐殺(
ホロコースト)という偏見が生んだ人間の愚かさと、1,200人を救ったという人間の尊さを一緒に理解できる映画。授業やテレビで知ってることだけどあらためて観たのはよかったです。
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