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Sunday, August 27, 2006

THE 夢人島 Fes.2006

  ふぅ。行ってきました「THE 夢人島 Fes.2006 -WOW!! 紅白! エンタの フレンドパーク Hey Hey ステーション・・・に泊まろう」。8/26(土)、場所は静岡県浜松市にある浜名湖ガーデンパーク。いやー、遠かった。天気よかった。Begin好きになった。サザン最高でした。うなぎ弁当うまかった。会場からシャトルバスの乗り入れ、史上最悪だった。携帯なくした。というわけで、悲喜こもごものTHE 夢人島 Fes.2006を書いてみます。若干、長文失礼です。

●2006/8/26(土) 11:00-15:00

 世田谷の天気はちょっと曇りがち。浜名湖大丈夫だろうかと思いつつ、家まで迎えに来てくれたKtmr君を待つ。で、予定通り6時にPick Upいただき、7時ごろに湘南在住のKさんと後輩I君と横浜西口ヨドバシ近くで合流。前回、 RIJF2006で大寝坊したI君。今回は無事。パチパチ。

  そのまま車で、横浜から高速つないで、東名高速に。厚木以降、渋滞もなく、順調に浜松西インターチェンジに。で、地図通りに、はまゆう大橋を通過し、Fes専用の有料駐車場に11時ごろに到着。すでに、駐車場、車で結構埋まってる。なんか気分が盛り上がってくる。それにしても、このFes.、会場には駐車場がなく、約4-5km離れたこの駐車場から会場までシャトルバスに乗って行くという方式。しかも、駐車場代は1日3,000円(ちなみにRIJFは1,000円)、バス代は1人800円と、結構高い。ま、6万人も集まるだから、こんなもんかなと思っていたが、これが帰りの悲劇につながるとは、このとき4人の誰もが想像していなかった。

 で、当Fes.の会場となる浜名湖ガーデンパークに到着。いつものRIJFなら、膨大な酒などをクーラーボックスに詰め、手分けして運搬が日課だが、このFes.では持ち込み禁止。なんか、すごーく楽。Gateをくぐり、リストバンド交換所に。このFes.はサザンなどが出演する メインステージは、ブロックごとに分かれていて、そのブロックごとにリストバンドが分かれる。ちなみに湘南Kさんと後輩I君はB1ブロックで、Ktmr君と自分はD6ブロック。なんかインドのカースト制を感じる。

 入場Gateをくぐると、いきなりガーデンステージがあり、すでにサンプラザ中野氏の歌声が聴こえる。「大きな玉ねぎの下で」とか「Runner」とか、結構懐かしいし、気分も盛り上がってくる。

  とりあえず、ビールということで、売店の方に。で、浜名湖ということで、選んだのは一番高い「志ぶきのうなぎ弁当」(1,500円也!)。うなぎは2枚だし、ごはんも詰まってる。うー、幸せ。

 うなぎ弁当と鶏皮とつくねとビールでお腹も一杯になり、ちょっと休憩。ガーデンステージに裏手には、大きなプロジェクターがあり、池を挟んだ芝生の上で、ステージの模様を楽しむことができる。で、ちょっと気になるWyolicaを楽しむ。青空の下、透明感ある女性のVocalが気持ちいい。

 その後ガーデンステージでは、サンプラザ中野氏、奥山佳恵氏、レッド吉田氏(TIM)、神奈月氏が出てきて、素人の物まねなどが繰り広げられていた。ま、ちょっと笑ってしまったのだが、異質なFes.に内心戸惑う。

 で、Official Goodsを買うついでに、街のエリアを散策。 水場ではしゃぐ子供たち、放霧機で涼をとる人々、Artist Goodsのコーナー、中央芝生公園には巨大な日陰用のテントなど、確かに手ぶらで楽しめるよう工夫されてる。けど、なんか落ち着かない。やはり、RIJFのように、テントでベース基地を決めて動くほうが、やっぱいいかな。

  で、15時も近くなり、やっとメインステージがある夢のエリアに向かうことに。なんか、ちゃんとStageを観てないので、Fes.に来てる実感がない。ともかく、ビール補給をしつつ、移動開始。

●2006/8/26(土) 15:00-21:00

  で、メインステージ。でか~~。左右に赤青2体の自由の女神が立っていて、5つのスクリーンが用意されている。ここに6万人が入るわけだ。ブロック内はビニールシートで場所を確保している人々だらけ。で、自分のD6ブロックまで進み、後ろの人の「見えないよぉ」という声を無視しつつ、なんとか場所をKeep。一緒に観るKtmr君の身長は195cm。確かに、そんな奴が前に来たら、自分も悲しい...。

1) BEGIN  15:00~

 で、桑田氏がアコギで1曲やったあと、紹介されたBEGINが登場。いきなり、「恋しくて」でLiveがスタート。いやー、ピーカンな青空の下、奄美の海を感じさせる島唄のオンパレード。ただただ揺れてるだけで気持ちよくなってくる。6万人という大観衆をまったく意識していない比嘉栄昇氏のMCも、これまたゆるくてたまらないです。「三線の花」とか「島人ぬ宝」とか、なんか心に響きます。ちょっと、これからまじめに聴こうかなと思ったBEGINのStageでした。

2) Dragon Ash  15:45~

 泥酔のため見逃した RIJF2006でのDragon AshのLive。今回の夢人島Fes.はそのリベンジ。しかし、客層がいつもと違う。みんなビニールシートを敷いて待つ年齢層が高い人ばかり。う、これはつらいかも。そんな不安な状況の中、Liveが「Life goes on」で、スタート。「Ivory」とか「Crush The Window」とか性急なBeatが流れている中、客層には中々伝わらない。前のおばさん達はカキ氷食べながら、Dragon Ashを聴いている。Kjの刻むBeatにあわせて、カキ氷をストローでザクザクしてる。う、見ると寂しくなってくるので、視線からカキ氷をはずして、Stageに集中だ。「Fantasista」、「静かな日々の階段を」、「Viva la revolution」などBestなLine-up。KjもMCで「勉強になりました」と言っていた。まさに、Awayの厳しさを実感したDragon AshのStageだった。

 この後は、メインステージを離れ、休憩モードに。「ポルノグラフィティ」と「加山雄三 with 桑田圭祐Special Band」の音を聴きながら、ビールと食事。広島焼と黒豚丼をいただく。それにしても、加山雄三氏って、すでに還暦をOverしてるけど、いい声してる。「海よ」とか「お嫁においで」とかが、風に乗って聴こえてくる。ビールの酔いも手伝って、気持ちいい夕方になった。さ、「福山雅治」のStageも始まったので、そろそろメインステージに戻ろう。

3) サザンオールスターズ  19:25~

 BEGINが「涙そうそう」を1曲やった後、いよいよサザン登場。いきなり、「勝手にシンドバッド」「気分次第で責めないで」「みんなのうた」の3連発で始まった。す、凄い。昔の「よどみ萎え、枯れて舞え」のLightingも凄かったし、最新Albumからの「ごめんよ僕が馬鹿だった」「八月の詩(セレナード)」「ロックンロール・スーパースター」など、新旧の選曲Balanceがいい。そして、あの振り付けで「DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~」を踊った後、「ボディ・スペシャルII」や「マンピーのG★SPOT」の花火やマグネシウムで昇天。最後は、福山氏、ポルノ岡野昭仁氏やBEGIN比嘉氏を交えて、みんなで「希望の轍」。で、客席後方の浜名湖付近からの花火の連発。あーー、気持ちよかった。

●2006/8/26(土) 21:00-8/27(日) 6:00

  で、すべてのStageが21時ごろに終了。で、今回はブロックごとに規制退場。後方のブロックから退場が始まり、自分達のD6ブロックの退場開始が約3-40分後。駐車場に向かうシャトルバス乗り場についたのが、22時を過ぎていた。その後が、もう大変。シャトルバス乗り場が大混乱状態で、罵声が飛び交う。特に関西系のかたがたより、「ちゃんと、整理しよーやー」、「金払ってきてるんやでぇ~」といったお言葉が、サザンで盛り上がった気持ちに水を差される。

  で、バス停での雰囲気と熱気にいたたまれなくなり、バスを待たずに、駐車場までの約4-5kmの道のりを4-50分かけて歩くことにする。まるで、映画「 FIELD OF DREAMS/フィールド・オブ・ドリームス」のように、遠くに見える駐車場の光に導かれながら、23時過ぎにやっとこさ、到着。ふぅ。

 で、前方ブロックにいた湘南Kさんと後輩I君が戻ってきたのが、24時30分ごろ。もう、笑顔が消えている。で、駐車場から車を出すまでも大混乱。すでに係員は一人もおらず、無法地帯。やっと駐車場を出たのが午前1時過ぎ。感動と興奮のサザンのStageが終わってから、4時間が経過。あはは、完全に笑顔がなくなる。来年もしこのFes.をやるのであれば、渋谷陽一氏に仕切ってもらいたい。

 その後は、KtmrくんとIくんの眠気と戦いながらの必死の運転で、湘南→横浜→世田谷に。Ktmrくん、ユンケルとかブラックブラックガムとかで生きながらえている。ほんと、感謝してます! 結局、24時間徹夜で過ごしたFes.になってしまった。携帯もなくし、結構トホホな状況に....。

 ま、もしこのFesに参加しなければ、それはそれで後悔してただろうし、参加して初めて感じることもあるっと。最高の音楽を楽しむためには、それなりのリスクを負う必要をしみじみと感じたTHE 夢人島 Fes.2006だった。くどいけど、来年やるなら、渋谷陽一氏に仕切ってもらいたいぞ!!

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Comments

た、大変なことになってたんですね。
ホントは行きたかったんですが、前日まで急な出張入ってたんで、もし行ってたら地獄でしたね。でも一度はサザン見に行きたいっす!

Posted by: kajitaku | Tuesday, August 29, 2006 23:20

>kajitakuさん
ま、大変だったんですけど、行けてよかったです。
サザンの音はめっちゃよかったし、花火も気持ちよかったです。
じゃ、いつか行きましょーね、サザン!

Posted by: emam | Wednesday, August 30, 2006 00:55

emamさん、おつかれさまでした~。
TVで見てましたが、いいステージでしたよね。
サイコー。
でも遠足じゃないですけど、ライブって家を出たときから
帰ってくるまでの過程すべてが大事じゃないですか?
特にライブが終わってからの余韻に浸っている時間は。
これ、きつすぎますね。
WEB上のいろんなところで非難ごーごーですもんね。アミューズ、猛省しないと。
機会があったらライブご一緒しましょう!

Posted by: かつお | Wednesday, August 30, 2006 01:01

>かつおさん
確かに深夜の駐車場で、ぐったりしている子供を抱いた親子などをみたときは、ほんと「あちゃー」って感じでした。
ま、今となっては、夏の思い出になりました。ほんとチャンスがあれば、一緒に盛り上がりましょう。

Posted by: emam | Wednesday, August 30, 2006 07:39

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