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Tuesday, October 10, 2006

「空中キャンプ/Fishmans」を聴いた

    映画「 The Long Season Revue-ザ・ロング・シーズン・レヴュー-」を観て以来、個人的にFishmansがじわじわ再燃の中、LIVE DVD「 若いながらも歴史あり 96・3・2@新宿LIQUID ROOm」、1st Album「 Chappie,Don't Cry」、2nd Album「 King Master George」に続き、今から14年前にReleaseされた6th Album「空中キャンプ」(1996/Album)を聴いた。このAlbum、音の隙間の聴かせ方、Rhythmのタメ方がほんとに凄くて、日本のDub、Reggaeの世界で第一人者Bandにはからずになってしまった気がする。ほんとFishmansの歴史的名盤と言われてる理由もよーくわかる。
  で、好きな曲を書いてみる。まずは1曲目「ずっと前」。このIntro、なんかじわっとくる衝撃。聴いた瞬間に景色が変わる。続いて2曲目「MAYBE BLUE」。独特のRhythmの上で "このまま連れてってよ  僕だけを連れてってよ"なんて歌詞が、脳内浸透してくる。で、5曲目「ナイトクルージング」。曲全体に持っている浮遊感がたまらない。目をつむって、揺れてるだけ。そんだけで幸せ。そしてLastの8曲目「新しい人」。Reggaeのゆったりした流れに"夜明けの街まで  歩いていったら  こんなにもきれいなんだね  何もない  グルッと見回せば  イライラも歯がゆさも  音楽はなんのために  鳴りひびきゃいいの  こんなにも静かな世界では  心ふるわす人たちに  手紙を待つあの人に 届けばいいのにね"って歌詞がのってる。やっぱ佐藤氏は天才。
  というわけで、この「空中キャンプ」、ただただ退屈な日常の風景を、秀逸なRhythmと歌詞と音で描かれてて、やっぱ凄いや。うーん、聴けてよかった。

追記:映画「The Long Season Revue-ザ・ロング・シーズン・レヴュー-」がDVDになった。早く買わないといけないな。

追記2:というわけで、11日夜から人生初のオーストリア出張。ちょっと緊張しつつも、なにが起きるかワクワク。ま、仕事なんだけど、人生楽しも!って感じ、明日なにがおこるかわからないし。

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