« ラフテーラーメン(那覇空港) | Main | 代官山通信 Vol.96 »

Sunday, November 05, 2006

沖縄旅行 -2006/11/02~11/04

  1日会社を休み、11/2(木)~4(土)の2泊3日、約7年ぶりに沖縄にて休暇をいただく。沖縄自体は3回目だけど、過去はDivingだったので、沖縄をちゃんと満喫したのは、これが初めて。沖縄美ら海水族館、国際通り、公設市場、首里城などをRent Car使いまわって、おいしいものを食べてきた。では、沖縄旅行記です。長文、失礼です。

●2006/11/2(木)

 世田谷をを6時半ぎに車で出発。Flightは8:05羽田発JL1905。途中環八が混んで、焦ったが、なんとか間に合う。 Webチェックイン、申し込んでおいてよかった。

 で、Flightも問題なく、快適な3時間弱の空の旅。11時ごろには沖縄那覇空港に到着。で、売店をのぞいていたら、後ろからケリをうける。あわてて振り返ると、満面のPochi君に遭遇。彼は会社の元同期。今は別の会社で働いてる。こんなとこで会うとは、少々吃驚。

 で、空港のRent Car会社に向い、車を借りる。用意してくれたのは、Nissan Cube。カーナビなども付いてるし、結構視界も広く、車内も広く高い。これなら会社の後輩Ktmr君も頭が天井にぶつからないだろう。それにしても、沖縄のRent Car会社がRentalする車は、みなMarchとか小型車ばかり。沖縄の路上や観光地は「小型のわナンバー」で溢れていた。

 で、人生初のカーナビ体験。早速昼食を食べに行く予定の「 沖縄すば"淡すい"」の電話番号を入力。あっけなくルートがわかる。音声での案内してくれる。これは便利だ(いまさらだけど...)。で、無事に到着。 美味しいソーキすばをいただく

  で、この後は、一番楽しみにしていた沖縄美ら海水族館に向かうことに。カーナビによると、那覇市内から沖縄自動車道に乗って、約96kmとのこと。さ、運転、運転。で、那覇ICから許田ICまで、とっても空いてる高速を走り、名護市、本部町をとっても空いてる449号を走る。BGMは"First Message/絢香"。結構、Rockだ。東京で車運転するのはあんまし好きじゃないけど、ここは快適。海も山もきれいだし。そんな気持ちいいDriveのあと、約1時間半で沖縄美ら海水族館。ここの駐車場も小型のわナンバーだらけ。

沖縄美ら海水族館-Okinawa Churaumi Aquarium-

  ここは世界一をほこる7,500m2の大水槽があり、7.5mも巨大ジンベイザメが観れるところ。昔行われた沖縄海洋博の跡地にあり、海に隣接。めちゃめちゃ綺麗な光景が広がってる。

 水族館に入る前に、屋外施設を見に行く。ウミガメ館に行った後、イルカのショーを見ることに。4頭が踊ったり、飛んだりしてる。最初、自分はイルカのショーをみてるつもりだったが、どうも黒くて、太い。で、イルカじゃなく、クジラだった。アナウンス聞くまで、まったく気づかず。どーりでね。ちなみにプールはアクリル製になってるため、横から水中を見ることもできる。やっぱ、でかかった。

 いきなりデジカメの電池が切れ、とりあえず携帯のカメラでとりまくる。ピントが合いづらいけど、それなりに撮れた。ま、雰囲気、雰囲気。個人的に一番好きなのは「チンアナゴ」(写真は一番下の真ん中)。砂の中から体を半分だし、あたりをうかがい、何か来ると砂の中に隠れる。小市民なところに親近感が沸く。

 続いて、サメ博士の部屋というコー内に。危険なオオメジロザメなどが飼育されているが、サメの歯の標本などがずらりと展示されている。で、一番笑ったのは、サメの輪切り標本。スライドして中身を観れる構造になってる。ちなみに写真の輪切りは頭部のもの。眼も輪切りされてる。これ、なんの意味あるんだろう...。

 で、一番観たかった「黒潮の海」というコーナー。ギネスブックにも登録されている世界で一番大きな水槽。ジンベイザメやマンタ(イトマキエイ)が黒潮の回遊魚たちの中で悠然と泳いでいる。Divingしていた時に一番観たかった魚だったので、しばし感動。ほんと素晴らしいです!! 遙々ここに来てよかった。

 その後は、お土産を買ったりして、外に出る。海洋博公園内をしばし散策して、ホテルに向かうことに。いい夕方になってました。

 で、泊まるホテルは「The Busena Terrace Beach Resort」。名護市民ビーチの近くにあり、ホテルまで約20kmくらい。で、夕闇迫る山道をDrive。そしてホテルに到着。Check-inを済まし、部屋に入る。綺麗です(ホテルについては後述します)。で、夕食は予約しておいたホテル内にある中華レストラン。

Chinese Dining 琉華菜苑

 で、この「琉華菜苑」、広東料理をベースに沖縄の素材が生かされた料理が並ぶ。沖縄の鶏、海老、紅芋を使った天心など美味しかった。オリオンビールや紹興酒が進む。腹いっぱいに満喫です。ごちそうさまでした。

 で、後はホテル内のSpaで汗を流し、この初日は就寝。22:30過ぎには爆睡状態。それにしても、ジンベイザメ、でかかった。

●2006/11/3(金)

The Busena Terrace Beach Resort

 今日はほぼ一日、日頃の疲れを癒すために、ホテルで過ごすことに。読みたかった本を読むぞ。

 で、泊まった部屋は"Gazebo Terrace"。本来は"Deluxe Elegant"という部屋だったんだけど、ホテルのご好意でUp Grade。めちゃめちゃLucky!! 部屋もLivingと寝室が2部屋あり、Shower Roomも2つ、外にはジャグジーがついてる。豪華です。

 で、朝食の前の6:30頃、ホテルのPrivate Beachを散歩。誰もいない。淡い色の海はめちゃくちゃ綺麗。思いっきり背筋を伸ばして、海岸を歩く。途中、波打ち際にある珊瑚のかけらを拾いまくる。気持ちいいです。

 で、朝食は「Cafe Terrace"La Tida"」。Beachに面したテラスで食べまくる。それにしてもゴーヤのフレッシュジュースって、うまいです。Cookさんに作っていただいたオムレツもいい味。朝から至福。というわけで、ごちそうさまでした。

 で、朝食のあとも、も一度海に。捕まえたヤドカリをいじる。

 で、ホテルのPool Sideや部屋のジャグジーに入りながら、ひたすら読書。"冷血/カポーティ"も一気に完読。それにしてもこの一家四人惨殺事件って、殺された家族も悲惨だけど、殺った犯人の人生も悲惨。単に犯人を否定できない深い内容。死刑制度のあり方にも一石を投じている。作者であるカポーティー自身も、晩年は同性愛やアルコール、薬物中毒に命を落としている。暖かい沖縄で、読む本じゃなかったかもね。

 午後は、ホテルのマッサージを受ける。70分のオイルマッサージ。値段はちょっと高めだけど、すごく気持ちいい。全身をマッサージしていただき、日頃の疲れが取れた気がする。ほんとリゾート地で真っ昼間からマッサージなんて、贅沢な休日だ。

 その後は、「Living Room"Maroad"」にて、お茶。海から届く優しい風とピアノが流れるゆったりした雰囲気の中、ケーキなどをいただくが、さすがに昼食抜きなので、お腹が空いてきた。時間ももうすぐ16時すぎ。そろそろホテルを出て、夕食にくりだそう。

ピザ喫茶"花人逢"

 ここは沖縄に行く前から行こうと思っていた店。場所は本部町にあり、ホテルから25kmくらい。海沿い道を走り、現地近くに到着。しかしこの店、ナビにも載っていない。そこで 事前にcheckした道順を頼りに、急な坂道を登っていく。で、無事に到着(ありがとうございます)。
 で、この「花人逢」から観る眺めは最高で、夕陽の絶景ポイント。ちょうど落陽のタイミングを狙って行ったがすでに混んでる。あいにくピーカンではないため、夕陽全開ではなかったけど、ともかく綺麗だった。で、いただいたのはピザとサラダ。食べ物メニューはこの2つだけ。それでもこのピザを食べたくて、多くの人が集まるらしい。で、味は絶品。夕陽を見ながら、こんな美味しいピザを食べれて、オリオンビール飲んでほんと極楽。
  で、自分のささやかな夢はいつかCafeを開くこと。どうせなら沖縄とか湘南とか海の近くでこじんまりとやりたいな。こんなとこで店を持てて、そしてお客さんに愛されたら、最高だろうな。というわけで、ごちそうさまでした。

 その後は、夕闇の中、ホテルまでの山道をDrive。で、車を預けたあとに、泡盛を飲みに。場所は「Ku-Su Bar"抱瓶-Dachibin-"」。古酒や泡盛を琉球ガラスの器で楽しめる。43度の泡盛もゆっくり飲めて、ここちいい。つまみ系料理も海ぶどうとかゴーヤチャンプルとかゴーヤチップスなどがいろいろ選べ、いい感じでお酒が回る。それにしても、今日はこってりマッサージをやったためか、酔いが早い。で、ごちそうさまでした。

 で、今日もSpaに行って、サウナに入ったりして、汗を流す。で、極楽気分で早々に爆睡。今日も23時前には寝てることに。それにしてもこの休暇はよく眠りました。

●2006/11/4(土)

 で、今日で休暇は終了。朝食は「Japanese Restaurant"真南風-Mahae-"」。シンプルな和食朝食。ダシの利いた味噌汁が旨い。ごちそうさまでした。

 で、支度をすませ、Check-Outする。ほんとこのホテル、Hospitalityがとても充実していました。ちょくちょく来れるところではないけれど、またいつか来たいなと思います。

 で、ホテルから近い名護の許田ICから中国自動車道に乗って、那覇市内と目指す。距離は65kmくらい。時刻は9:00すぎ。相変わらず、高速は空いている。で、今日の予定は、「首里城で歴史観光」と「国際通りでShopping」と「石垣牛&あぐーを食べる」。Flightは夜の19時過ぎなので、ギリギリまで、沖縄を満喫しなくてはいけません。

首里城

 で、人生初の首里城。世界遺産にも指定されている「園比屋武御獄石門」などを観光。今の建物は沖縄戦の跡に、立て直されたものらしいが、なんか中国の影響が強いかなと思う。確かに沖縄から上海なんて、ほんと近いし。とりあえず、沖縄歴史の一端に触れることができた。

 で、今日の昼食は首里城の近くにある「ハンバーグレストラン"Nisa Bula"」。いただいたのは、チーズ乗せハンバーグに目玉焼きをToppingしたランチ。シンプルだけど。ジューシーな味わいがたまらなかった。それにしても、この沖縄の旅、食欲旺盛だ。 胃カメラも飲んでるし。もというわけで、ごちそうさまでした。

 続いて、那覇空港近くのRenta Car会社に戻って、Nissan Cubeを返却(お世話になりました)。で、空港に行き、荷物をコインロッカーに預ける。身軽になったので、国際通りに向かおう。那覇空港駅から首里駅までの約13kmを走ってる沖縄のモノレール"ゆいレール"に乗り、県庁前駅で下車。時刻は14時過ぎ、さ、国際通りでShopping三昧だ。

「国際通り」「公設市場」

 で、まずは国際通りでT-Shirts探し。5年前に行ってDJっぽいデザインが気に入って買った店はつぶれてしまったようだけど、とりあえず、Surfin系のものを購入。値段も手頃なのがうれしい。
 その後は、国際通りにあるTower Recordに行って、CD探訪。せったく沖縄に来たのだから、インディーズものレアもの含め、沖縄系MusicのCDを購入。特に、Orange Rangeのインディーズでの1stは沖縄限定ジャケットで販売されてたので、迷わず購入。これ以外にも喜納昌吉&チャンプルーズのBest盤やSouthというRap系CDも購入。ほんとCD屋は楽しい。
 続いて、公設市場に行く。アジア系独特の猥雑な雰囲気の中、市場の中を探索。豚の頭部とか東京ではお目にかかれない鮮やかな魚など、異国情緒堪能。島らっきょうとかシーカーサーなどを手に入れた。
 その後は、沖縄系漢方ショップでウコンを手に入れたり、シーサーの置物を手に入れたり、琉球ガラスの器を手に入れたりと、ほんとShopping三昧。途中入った店に等身大のDarth Vaderが出てきたり、三越の地下でゴーヤジュース飲んだりと、あっという間に時間が過ぎる。

炭火焼と泡盛"GeN"

  で、沖縄の旅で楽しみにしていたことの一つ、石垣牛&あぐーをいただくこと。で、行ったのは、県庁前駅の近くにある「 炭火焼と泡盛"GeN"」。島ぶどう、島豆腐、大根サラダなどをつまんだ後に、まずはあぐーから。あぐーとは沖縄在来種の黒豚のことで、脂身は多いのに一般的な豚肉と比べてコレステロール値が低いと言われている。で、島内で食べられる店も限られている。で、あぐーのタン、あぐーのロース、そしてあぐーのソーセージ。ほんとタレも醤油ベースでも味噌ベースでも、うまく合って、これは旨い。で、石垣牛の上カルビも脂が乗ってて、これも旨い。石垣牛自体も貴重品で、あまり出回らないらしい。頼んだオリオンビールも泡盛もほんと美味しい。ちょっとにんにくくさくなったかもしれないけど、一気に昇天でした。いやー、貴重な食材、ごちそうさまでした。

 で、時刻は18時近く。いよいよ国際通りを後にして、ゆいレールで那覇空港に向かう。で、早速、JALの窓口でcheck-in。Flightは那覇発19:35のJL1926便。で、なぜは席が取れておらず、Class JにUp Grade。これはLucky。それにしても、この旅はホテルもだけど、飛行機もUp Gradeばかりだ。

 で、Flightまでの待ち時間、あぐーと石垣牛で満腹にもかかわらず、最後の沖縄食として「ラフテーラーメン」をいただく。ほんと、食欲全開だ。で、お土産を観たりして、Flight時刻を迎える。

 その後は、無事に羽田に到着。時刻は22時過ぎ。で、止めた車を見つけ、行きと逆に環八で帰路に。途中、近くのTsutayaで24を探したが、貸し出し中。残念。というわけで、ひさびさの沖縄旅行が終了。さ、明日から仕事だ。嗚呼、哀しい...。

|

« ラフテーラーメン(那覇空港) | Main | 代官山通信 Vol.96 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

Foods」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 沖縄旅行 -2006/11/02~11/04:

» 佐藤琢磨とイルカのフジ [たなぼた]
病気で尾びれを失い命の危機に瀕したイルカを、人工尾びれを作って救った話は知ってい [Read More]

Tracked on Monday, November 20, 2006 12:34

« ラフテーラーメン(那覇空港) | Main | 代官山通信 Vol.96 »