新年あけまして、おめでとうございます。もう2007年に突入してますけど、2006年を振り返る"
Cinema編"、"Ramen編"に続いて、"Music編"を書いてみます(長文失礼)。
cf.
- 2004年を振り返る●Music編●はこちら。
- 2005年を振り返る●Music編●はこちら。
それにしても、2006年もたくさんRockを聴いたと思う。で、2006年のMy
Bestの10枚は以下(Release&聴いた順)。
01)
Whatever People Say I Am,That's What I'm Not/Arctic
Monkeys
PunkでRockな疾走感にあふれている。大胆なMelody
Line、Vocalの声質の良さなど、相当かっこいい。自分的には2006年にDebutしたUKの新人Bandの中で、ダントツに気に入った。それにしても彼らの平均年齢は19歳以下。ほんと今後が楽しみなBand。"I
Bet You Look Good On The Dancefloor"最高。
02) 僕と君の全てをロックンロールと呼べ/サンボマスター
18曲70分の超大作の3rd Album。1stも2ndも良かったけど、彼等のRock'n
Rollが一気に広がった。濃淡があって、動静があって、それでいて、いい意味でアンバランスだし。で、彼等のSoul
Musicっていつ聴いても、ゾックとくる。それにしても、ここまで売れるとはねぇ。ま、アングラ体質が抜けきれないのが信頼できる。ほんと2006年の名盤になったかと。"二つの涙"最高。
03)
Stadium Arcadium/Red Hot Chili Pappers
で、4年ぶりにReleaseされたRed Hot Chili
Pappersの2枚組Album。このAlbumも、2006年の春先から初夏にかけて、ほんとよく聴いたなぁ。Rhythm感のある曲、枯れた曲、Funkな曲、渋い曲、まるで抒情詩のような大作Albumだった。で、ひょっとしたら、
Jimakeiさんが来年3/22の東京ドームのTicket、まわしてくれるかもしれないとのこと。これは楽しみです!
というわけで、"Dani California"最高。
04)
Pearl Jam/Pearl Jam
ほんとご無沙汰だったPearl
Jam。で、レコ評などでの高評価で気になり、10数年振りに聴いたこの新譜「Pearl
Jam」。思いっきり王道なRockとMellowな選曲で、結構聴きました。それにしても、Pearl
Jamはほんと懐かしい。昔はよく聴いたもんだったけど、久々に聴いてちょっと感動。なんか上手に年輪を重ねたBandって、いいです。というわけで、"Life
Wasted"最高。
05)
Riot City Blues/Primal Scream
このAlbumは、昔の名盤"Give Out But Don't Give
Up"を彷彿させるPrimalの原点回帰的なRock Tune
Album。打ち込み系やElectoroといったHeavyなDance
Bandを通過してきたPrimalだけに、音の強烈さはものすごい。やっぱ、体力のあるBandが作るRock
Grooveって、聴いてる方も元気になれるもの。2006年の梅雨のうっとおしさを吹き飛ばしてくれたAlbumだった。で、"Dolls(Sweet
Comin' Down)"最高。
06)
Wander Around/Caravan
2006年に好きになったBandのひとつであるCaravan。ともかく、なんかゆったりしてるRelaxin'
Musicなんだけど、なんか熱くなるMessageに溢れてる。心地よいBeatやRhythmの上で、友情とか恋愛とか大切にしている生き方とか、ちょっと感動的。でも、暑苦しくなく、心地よく自然に生きること、肩の力を抜くことの大切さを教えてくれるを伝えてくれた。このBandに会えてよかった。というわけで、"Daydream"最高。
07)
Eleven Fire Crackers/Ellegarden
このAlbumもよかったなぁ。凄い熱気とListenerを信じるBandの姿勢と、ともかく高い音圧。これでやられましたねぇ。こんなBandが今あって、Teensとかが夢中になってる今の日本のRockシーンって、凄い幸せなことだし、なんかうらやましい。ま、そうは言っても、いまだにRockを信じてますけどね...。ともかく、このAlbumで、クソ寒い冬を乗り切ろうとしてる今日この頃。全曲好きだけど、しいて言えば、"Salamander"最高。
08)
U218 Singles/U2
2006年は、Fatboy Slim、Daft
Punk、くるり、Oasisなど、いろんなBandのBest盤がReleaseされたけど、自分的に一番思い入れが強かったBest盤が、このU2の"U218
Singles"。自分が中学・高校・大学・社会人若手時代と一番多感な時に、いつも近くにあった音楽がU2だった。就職で悩んだとき、思春期的にもやもやしてたとき、ひとり暮らしをしてたとき、20代で右も左もわからない若手社会人時代のとき、そのときどきに一番好きなBandがありつつも、なぜか大事にしてたし、勇気をもらったのがU2だった。こんなおっさんになっても、ゾクッと来ました。ありがとうございます。というわけで、"Sunday
Bloody Sunday"最高。
09)
Standing There~いま、そこに行くよ~/bonobos
なんかはまっちゃったよなぁ、このbonobosというBand。DubやReggaeをベースにした浮遊感漂う音楽が、とても優しく包んでくれる。もちろん優しいだけじゃなくて、このGroove感と選ばれた言葉が背中を押してくれる。Fishmansは今でも続いているけど、やっぱ止まってる気がする。だからその世界を、このbonobosがゆっくり埋めてくれるかもしれない。2006年に出会えてよかったBandです。"Thank
You For The Music"はほんとに最高。
10)
或る街の群青/Asian Kung-Fu Generation
この最新Singleって、なんかずーっと残ってる。とりたてて、Asian Kung-Fu
Generation史上、凄いPopとか凄いImpactがあるというわけではないんだけど、ジワジワキテル曲なんだよね。最近改めて漫画「鉄コン筋クリート」を読んだんだけど、生と死とか、信じるとか信じないとか、なんかバランスで成り立ってる世界観を、ほんと共有できてる曲だと思う。というわけで、"ソコカラナニガミエル"。
以下、2006年に聴いたAlbumとCDSのTitleを聴いた順に書いてみます。
<2006年に聴いたAlbum>
- Team Rock/くるり
- The World Is Mine/くるり
- ジョゼと虎と魚たち-Original Soundtrack/くるり
- Curtain Call-The Hits/Eminem
- Bondi Beach New Years Eve'06/Fatboy Slim
- The Sun Live At NHK Hall/佐野元春 And The Hobo King Band
- The Chicago Story-The Complete Greatest Hits-/Chicago
- Curious George -Sing-A-Longs And Lullabies For The Film-/Jack
Johnson And Friends
- Whatever People Say I Am,That's What I'm Not/Arctic
Monkeys
- The Rising Tied/Fort Minor
- 自己ベスト/小田和正
- The Neptunes present...Clones/The Neptunes
- Fly Or Die/N.E.R.D
- Sample CD/101A
- ファンクラブ/Asian Kung-Fu Generation
- Daniel Powter/Daniel Powter
- The Collection/Alanis Morissette
- 僕と君の全てをロックンロールと呼べ/サンボマスター
- Musique Vol.I 1993-2005/Daft Punk
- rockin'on CD vol.3/Various Artists
- 3121/Prince
- Fine/真心ブラザーズ
- Stadium Arcadium/Red Hot Chili Pappers
- Pearl Jam/Pearl Jam
- Move By Yourself/Donavon Frankenreiter
- Riot City Blues/Primal Scream
- Who The Fuck Are Arctic Monkeys?/Arctic Monkeys
- 退屈の花-Flowers of boredom-/Grapevine
- Lifetime/Grapevine
- The Greatest Hits-Why Try Harder-/Fatboy Slim
- Chappie,Don't Cry/Fishmans
- Here/Grapevine
- イデアの水槽/Grapevine
- Wander Around/Caravan
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation
2006/Various Artists
- ザンサイアン/Cocco
- deracine/Grapevine
- King Master George/Fishmans
- Goal! -Music From The Motion Picture/Various Artists
- Rarities 1971-2003/Rolling Stones
- 空中キャンプ/Fishmans
- Dance To The Music/Sly And The Family Stone
- Fresh/Sly And The Family Stone
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER/くるり
- Circle And Satellites/Rooster
- Another Sky/Grapevine
- In My Mind/Pharrell
- Every Single Day-Complete BONNIE PINK(1995-2006)-/Bonnie
Pink
- Back To Bedlam/James Blunt
- Chasing Time:The Bedlam Sessions/James Blunt
- Corinne Bailey Rae/Corinne Bailey Rae
- Ghost Hits 00-06/Soul Flower Union
- Different Strokes By Different Folks/Sly And The Family
Stone
- フィードバックファイル/Asian Kung-Fu Generation
- ベスト10/喜納昌吉&チャンプルーズ
- 楽園/伊禮麻乃
- First Message/絢香
- electlyric/bonobos
- Sensuous/Cornelius
- Orange Ball/Orange Range
- Once Again/John Legend
- Eleven Fire Crackers/Ellegarden
- U218 Singles/U2
- Peace Full Piece/South
- Stop The Clocks/Oasis
<2006年に聴いたCDS>
- Let There Be Love/Oasis
- いかれたBaby・感謝(驚)・Weather Report/Fishmans
- ワールドアパート/Asian Kung-Fu Generation
- 追憶のライラック/東京スカパラダイスオーケストラ
- 星の下 路の上/佐野元春
- サファイアの星/東京スカパラダイスオーケストラ
- Wonder London-Future Calling-/杏子・326
- LIFE/Yo-King
- Burn Baby Burn/Ash
- Monday Freak/Miss Monday
- Boom/Anastacia
- Believe The Light/TRICERATOPS with LISA
- Here To Stay/Korn
- 雑念エンタテインメント/Rip Slyme
- 禁断の森/Moomin
- 手紙/サンボマスター
- 情熱と衝動/真心ブラザーズ
- Season(Life)/Fishmans
- 旅人/ケツメイシ
- Juice/くるりとリップスライム
- ラヴぃ/リップスライムとくるり
- 男女6人夏物語/ケツメイシ
- Many/奥田民生
- 魔法のコトバ/Spitz
- Magic Music/木村カエラ
- 恋のメガラバ/マキシマムザホルモン
- Ivory/Dragon Ash
- 愛しさと心の壁/サンボマスター
- DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~/Southern All Stars
- Leave Before The Lights Come On/Arctic Monkeys
- Fly/Grapevine
- few lights till night/Dragon Ash
- Standing There~いま、そこに行くよ~/bonobos
- 或る街の群青/Asian Kung-Fu Generation
- 夢で逢えたら/Dragon Ash
- Stop The Clocks EP/Oasis
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続いて、観たMusic Videoについて。
ほとんどがAlbumの初回限定盤についてる映像を喜んで観てた感じで、あまりVideo自体を買うことは少なかった。
そんな2006年、一番観たDVDがFishmans「
若いながらも歴史あり 96・3・2@新宿LIQUID
ROOm」。在りし日の佐藤氏の元気な姿、全体的に漂う浮遊感あふれた空間、それらがもたらすPeacefulな時間。やっぱ、いいなぁ、Fishmans。こんな映像を観てしまうと、ずっと大事にしていきたいと思うBandだなぁ。というわけで、"いかれたBaby"まじ最高。
では、以下、2006年に観たMusic VideoのTitleを観た順に書いてみます。
- The Neptunes present...Clones-The Eighth Planet Short
Film/The Neptunes
- Film Killer Street & Live At Tokyo Dome/Southern All
Stars
- Season(Life)/Fishmans
- The Greatest Hits-Why Try Harder- Bonus DVD/Fatboy Slim
- Wander Around-Caravan documentary film and Music
Video/Caravan
- 若いながらも歴史あり 96・3・2@新宿LIQUID ROOm/Fishmans
- Every Single Day-Complete BONNIE PINK(1995-2006)- Disc3/Bonnie
Pink
- Ghost Kinema 1 1/2/Soul Flower Union
- フィードバックファイル/Asian Kung-Fu Generation
- Stop The Clocks -Bonus DVD/Oasis
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で、最後、2006年に行ったLiveについて。CD買う量減ったけど、映画やDVD観る量減ったけど、その分Liveに行く回数が増えた2006年だった。とりあえず、日付順に書いてみます。
- 2005.12.31-2006.1.1 / Southern All Stars Live Tour 2005
みんなが好きです! / Southern All Stars / 横浜アリーナ
- 2006.1.8 / くるりワンマンライブツアー2006~はぐれメタル魔神斬り~ / くるり / 日本武道館
- 2006.2.22 / okuda tamio Cheap Trip 2006 / 奥田民生 /
昭和女子大学人見記念講堂
- 2006.4.2 / A Bigger Bang Tour / The Rolling Stones /
さいたまスーパーアリーナ
- 2006.5.11 / Tour 2006 "count 4 my 8 beat" / Asian Kung-Fu
Generation / SHIBUYA-AX
- 2006.8.4,5,6 / Rock In Japan Fes 2006 / Various Artists /
国営ひたち海浜公園
- 2006.8.26 / THE 夢人島 Fes.2006 -WOW!! 紅白! エンタの フレンドパーク Hey Hey
ステーション・・・に泊まろう / Various Artists / 浜名湖ガーデンパーク
- 2006.8.31 / "僕と君の全てをロックンロールと呼べ"ツアー2006 / サンボマスター / Zepp
Tokyo
- 2006.9.20 / Zepp Tour / Primal Scream / Zepp Tokyo
- 2006.9.24 / Instore Live / Metis / HMV Shinjuku South
- 2006.9.26 / くるりワンマンライブツアー2006~まZEPPご飯!~ / くるり / Zepp
Tokyo
- 2006.11.18 / live2006 / Lip★Star / 三軒茶屋Grape Fruit Moon
- 2006.12.9 / Tour 酔杯 2006-2007 "The Start Of A New Season" /
Asian Kung-Fu Generation / 横浜アリーナ
- 2006.12.29 / COUNTDOWN JAPAN 06・07 / Various Artists /
幕張メッセ
2006年はめでたいことにサザンのCountdownで幕が開き、正月明け早々のくるり日本武道館で"ハイウェイ"に暖まり、Rockモードの民生氏に酔い、Stonesの伝統芸に涙し、アジカンの"サイレンス"にグッときて、夏のRIJF2006で真っ黒に日焼けし、サザンの浜名湖FESで途方に暮れ、サンボのPowerに圧倒され、Primalの"Rocks"にJumpして、たまたま立ち寄ったHMV新宿でMetisに出会い、くるりの"ばらの花"にホッして、後輩☆さんのLiveで「やるな!」って思ったり、アジカン横アリのBest選曲で笑ったり、勢いで冬のCOUNTDOWN
JAPANに参戦したりと、どれもこれも思い出に残るものでした...。
来年もレッチリとか行けそうだし、RIJF2007は8/3-5だし、楽しみはまだまだ続けて行こう。


というわけで、2006年の音楽について振り返ってみた。いやー、2007年もこのまま音楽聴き続けよう。I
Love Rock'n Roll!!
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