「パパにさよならできるまで」を読んだ
映画「Hard
goodbyes:my father/パパにさよならできるまで」のノベライズ「パパにさよならできるまで」
(メディアファクトリー刊)を読んだ。
内容は、1969年のギリシア、少年イリアスは「アポロ月面着陸の日には帰る」という手紙を遺して、
逝ってしまった父親を装い、「母さん、元気ですか?」で始まる手紙をおばあさんに出し始める。
この本の帯には"なくしたくないのに。"という言葉だけが書いてある。誰でも経験するこの喪失感だけど、
それをどう乗り越えていくかを少年の心を通して描いている。最近も会社の同僚の父親やおばあさんが亡くなったりと、
近くにいる人との永遠の別れなんてことを漠然と考えていたので、ちょっとジーンと来た。
それにしても、アポロ月面着陸の日、自分は3-4歳だったと思うけど、
買ったばかりの家具調のテレビで家族で観たことをなんとなく憶えてる。そのあと、父親にアポロのプラモデルを買ってもらって、一緒に作った。
なかなか体がついていかないけど、大切なひとは大切にしないと...。
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