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Sunday, June 17, 2007

インド出張●デリ編 #2 -2007.06.06-06.10

  2007/6/6(水)~6/10(日)、4泊5日の人生2度目のインド出張。前回2005年12月に行ったのはMumbaiだったが、 今回は初めてのDelhi。今回も日本の常識とはまったく異なる世界が展開されていたインド。やっぱ、この国はほんと凄いし、 いろんな意味ですさまじい。というわけで、Deepなインド出張記を。長文失礼です。

●2007/6/6(水)

  前週のシンガポール出張に続き、 今回も5時起き。頭がボーっとする中、世田谷を出発。6:35渋谷発Nex3にて成田に向かう。
  今回の行きは、タイ・バンコク経由でインド・デリに向かう10:30成田発のJL717便。 JALカウンターでCheck-inし、手荷物検査を受け、出国手続し、空港ロビーに。とりあえず、会社のServerにつなぎ、 E-Mailをcheck。今回の出張メンツはTik君とMrmt君。で、3人揃って、10時過ぎには機内の人に。
 で、飛行機はOn Scheduleで離陸。バンコクまでは、約7時間弱のFlight。まずは、 観たくて観に行けなかった"Hannibal Rising/ハンニバル・ライジング"を観賞(いやー、グロかった、悲しかった。もう少し、Storyに深みがあれば...。 あとでゆっくり書きます。)。その後は、読みきれていなかった資料やMailを読んだり、Game"上海"をやったり、"ラッシュライフ/伊坂幸太郎"を読んだり、 眠ったり...。特に揺れることもなく、それなりに快適なFlightに。

  で、ほぼOn Scheduleの15時過ぎにタイ・バンコクに到着。日本との時差は▲2H。「Ngt君、 ここでがんばってるかな~」なんて思いつつ、すぐにTransitのため、Air Indiaの窓口にて、Check-in。 とりあえず、空港ロビーでE-Mailを取ろうとしたが、うまくつながらない。あわてて電源を落とし(これが後で大惨事に...)、 3人でいろいろ話す。今の仕事のこと、それぞれの職場のことなどなど、普段東京で一緒に仕事をしているけど、 ゆっくり話したのはこれが初めて。

  バンコクからデリへの移動は、Air India。待合のロビーでは、 東洋人とは異なる顔つき、服装や匂いが漂いだす。で、Flightは、17:20Bangkok発のAI309便。で、 機内に入るが、ちょっとやばい雰囲気。カーペットはめくれてるし、頭上の荷物入れはガタついてるし、思いっきりレトロな状況。 「これで飛ぶの?」という不安感が脳裏をかすむ。とりあえず、離陸前の安全注意ビデオはしっかり観る。で、そのビデオ、 同じ内容を、英語、ヒンディー語、日本語で3回も放映。この飛行機に日本人が乗っているのかと思い、後ろを振り返ると、 インド人で溢れている。で、離陸前にスプレー式の芳香剤が機内にまかれている。インド臭対策なのだろうか。で、若干遅れ気味で、 離陸。とりあえずこのレトロな飛行機、一応飛んでる。内心、ほっ。
  で、ジュースや機内食が配られるが、なんか病気になるんじゃないかという不安感のため、Beerだけで、 ご遠慮させていただく。ただ、空腹状態のため、Tik君が持ってきたポッキー明太子で、なんとかしのぐ。
  で、機内はずーーっと騒がしい。子供が泣いても、親はBeerに夢中でほったらかし。しかも、 飲んだBeerの空缶とかスナックの空き袋を、がんがん足元に捨てている。おいおい。で、最悪の状態が発生。 2列後ろの男性がBeerの飲みすぎか、いきなり大ゲロ。集まる野次馬。漂うすっぱい匂い。そのままトイレでゲーゲーやってる。 しかもトイレのドアは開けたままで。ああ、最悪だ。最悪の匂い充満の中残り1HのFlight。機内食を食べていたら、 こっちももらいゲロだ。読んでいたRockin' Onを鼻にあて、インクの匂いをかいでやり過ごす。で、なんとかデリの空港に到着。 逃げるように出口に向かう。2度と乗るもんか、Air India。

 で、到着したのは20時過ぎ。日本との時差は▲3.5H。入国手続き、Tik君の荷物Pick Upにも異常に時間がかかり、 21時半過ぎに出口にたどり着く。で、今回もお世話になるKnt君がお出迎え。幸いにうじゃうじゃしたインド人の呼び込み攻撃にも遭わず、 お迎えの車に乗る。ただ夜なのに、気温は38度は越えてる。昼間の気温は45度は越えるらしい。嗚呼、あぢ~~。

  で、まずはHotelにCheck Inするために、Hotelに向かうことに。すでに時刻は22時を過ぎているが、 空港からの道は、グチャグチャ。車線はあるんだかないんだか、わからないウィンカーなしの割り込み横行。 それにBikeとオートリクシャーが入り込んだ無秩序な交通状態。またインドに来てしまったことを少々後悔しながら、 22時半過ぎにHotelに到着。
  今回のHotelは"Hyatt Regency Delhi"。さすがHyattという感じで、高級感に溢れている。外の喧騒とは大違いのRichな感じで、 ちょっとホッとする。速攻でCheck Inを済ませ、部屋に荷物を置いて、Dinner Timeに。

  今日のDinnerはHotel内のイタリアン"La Pizza"にて。この店は、Delhiにはめずらしくちゃんと釜があるため、Pizzaがうまいと評判の店らしい。 まずはインドのBeer"Kingfisher"で乾杯。冷えたBeerがマジでうまい。で、 前菜とかPizzaとかPastaとかいろいろいただきながら、Knt君の饒舌なインド話を聞きまくる。それにしても、インドの生活、 想像以上に大変だ。ほんとHardshipな対応をしてあげないと、生きていくだけで嫌になりそうな感じ。 ともかくおいしいPizzaとPastaに大満足。すでに24時を過ぎているので、日本時間なら午前3時過ぎ。さすがに疲れているので、 今日はこれでお開き。ごちそうさまでした。
  で、インドの水は危険な水。シャワーでも決して目を開けず、ぎゅっと口をつぐんで、頭と体を洗う。 歯磨きもミネラルウォーター。いくら高級ホテルであっても、油断は禁物。その後は、MTVでIndia Musicを聴きながら、 爆睡モードに。とりあえず無事に着いてよかった。おやすみなさい。

●2007/6/7(木)

  たまったMailをみようと、6:30には起床。で、PCを立ち上げようとしたら、"Operating System Not Found" で、まったく立ち上がらない。タイの空港でのShutdownが失敗したのか、 Hard的にいかれたのか...。ともかくbiosモードで立ち上げても一切ダメ。あ~あ~(この後、帰国後、 東京でサポートにかたにCheckしてもらいましたが、 HDDがぶっ飛んでました。約2年分のDataとMailが消失。最悪です(泣)。 Back Upはまじで大事...)。
  で、PCを断念して、ともかくHotelのビュッフェにて朝食を。案内された席に着き、タバコを置いて、 料理をいろいろとSelect。オムレツを焼いてもらったりして、これはうまそう。で、席に戻ると、タバコがない。「これがインド!」 と思いながら、あきらめる。ま、うまい朝食を堪能。ごちそうさまでした。

  で、8:30過ぎに出迎えのKnt君とロビーで集合。外に出るとすでに気温は37度を越えているらしい。あぢ~。で、 昨夜暗くて見えなかった周りの全貌が見えてくる。道路で裸同然で寝ている人々、 バラックというかボロ布でできたテントの家(家っていうのでしょうか...)とかで溢れている。まさにインド的るつぼな状態。 あまりに過酷な中、タフに生きている人々。 「人間って凄いな」なんて思いつつ、デリのOfficeに到着。

  Officeでは、約1年半前、UAE出張でお世話になったTmgwさん(今年からインドに赴任)、 前回のインド出張でお世話になったMrsさん、Nkzwさん、そしてかつて東京で仕事をしたTakky君に再会。 Sachin君も相変わらず、声が低くてでかい。みなさん元気そうで、なにより、なにより。
  で、午前中はKnt君、Sachin君とBusiness Mtg。インドの市場状況、競合状況、 今後の戦略などをじっくり聞かせていただく。やっぱ、激しいSpeedでビジネス環境が動いている。うかうかしてはいれません。
  で、遅めの昼食はカレー。しかも、会議室までデリバリーしていただいた本格的なカレー。バター風味、豆カレー、 チキンカレーなど香辛料がとっても効いていて、インド米やナンと一緒にいただくと、これがマジで絶品。それにしても、 会社の会議室でお皿でカレーを食べたのは人生初。いやー、満腹です。ごちそうさまでした。

 で、午後はユーザー調査。インドの若者達の嗜好や価値観を知るために、Interviewを実施。 自分はミラーガラス越しでこのInterviewを聴いていたが、これが結構興味深い内容。 "昔日本人が持っていた祖父や父親を尊敬する家族観"、"カードより現金を信じる金銭感覚"、"恋人に尊敬されたいという気持ち"、 "8割がArrange Marriage(お見合い結婚)という現実"、"Hit曲が映画から生まれること"、"TVの持つ娯楽性"、 "Gameをすることの後ろめたさ"などなど、なんか目からウロコ状態。それにしても、こんな機会はめったにないもの。 貴重な体験をさせていただきました。ちなみに写真は、Interview会場である住宅街を歩く牛。しかも所有者がいないらしいノラ牛。 道端に生えている草を食べて生きているらしい。ノラ牛を見たのも、人生初。

  この後は、いよいよDinner。場所は"Connaught Place/コノート・ プレイス"にあるインド料理"Veda"。 途中に"India Gate/インド門"が見える。で、Takky君とSachin君も合流して、6人でカレー三昧。 タンドリーとか前菜も絶品。ここの香辛料は、舌と脳を麻痺させた後、深みが体にしみこむ感じ。ほんとKingfisher Beerが進む。 で、 Sachin君Selectのお店の雰囲気も、相当かっこいい。やっぱ、本場のカレー、最高でした。ごちそうさまでした。

  その後は、Takky君、Knt君3人で、"Hyatt Regency Delhi"に戻り、 HotelのBar"Polo Lounge"にて、飲み。最近インドで流行ってるらしい赤Wineをいただく。みんな、 この仕事をやってた7~8年前一緒にがんばったメンツ。昔話から今の状況まで、話が尽きない。説教したり、されたり、励ましたり、 励まされたりとやっぱ楽しかった。結局深夜1時過ぎまで話し込んで、閉店とともに飲み会日は終了。ごちそうさまでした。

 こんな感じで、インド・デリ出張、1日目が終了。お酒も入っているけど、いっくらシャワーで体を冷やしても、頭が火照ってる。 45度以上の気温とインド独特の興奮に脳がやられてる感じ。というわけで、お疲れ様でした。

●2007/6/8(金)

 いよいよインド・デリ出張、2日目の朝に。まずはHotelのビュッフェで朝食バイキング。 卵のとりすぎは体重の肥大化ということで、オムレツなしの軽めの食事。そろそろサラダを食べたいが、Riskが高く断念。

  で、Hotelに迎えに来てくれたKnt君と合流。今日は一日、Dealer Callとインド Youth Culture調査のため夜からclub潜入予定。激しい一日になりそうなので、体力温存しながらいきたいとこだが、 外に出るとすでに38度を回ってるらしい。あぢ~。

  まずはデリ州を離れ、ハイアナ州にある"Gurgaon/グルガオン"に向かう。 ここでは、3つの大きなShopping Mallを訪問予定。"Mega Mall"と"Metropolitan Mall"と"DT Mall"の3箇所。いずれも、 NikeとかAdidasとかRbkとか若者流行系Shopがあったり、 AppleやErricsonやLG系があったり、映画館があったり、Interior shopがあったり、ボーリング場があったり、 地下鉄の建設が進んでいたりと、「ここがインド?」な充実ぶり。冷房も効いているし、快適なShopping環境。もちろん、外に出れば、 45度前後の高温と埃と交通ルール無視と貧富の差が激しいインドだけど。こんな感じでインドの最先端生活環境を体感する。

  この後はLunch。行ったのはHotel"Trident Hilton Gurgaon Hotel"。Knt君が言う「インドの本気」。豪勢で、 すっきりした建築美に満ちた建築デザインと質の高さ。ここの"Cilantro Restaurant"というRestaurantでLunch。いただいたのは"Tendalon Burgar"と"Coke"。このHotel、1泊、4-5万はするらしい。ほんと、インドの本気を感じたLunchに。 ごちそうさまでした。

  途中横転したトラックを目撃しながら、次に行ったのは"Vasant Lok"と呼ばれるShopping Area。 ここはMallではなく、すべてが路面店。T-Shirtsや飲食物を売る露天店から小奇麗なBrand Shop(benetton, nike, adidas, Rbk...)に食材を売るSuper MarketにCD Shopまで。結構楽しげな場所。ま、 ノラ牛やノラ犬もいるけどね...。で、Knt君の知り合いが顔ということで、"rpm"というclubに潜入。インドの高校生達が、 真昼間からノンアルコール状態で、大音量のTechno、Transe MusicやHindi Musicで踊りまくってる。しかも、 ハコの中はすし詰め状態。日本の高校生は、真昼間にカラオケで盛り上がってるが、インドの高校生はclubだ。結構面白い。

  その次は、噂の"Nehrl Place"に。ここはデリでIT系製品がなんでも揃うと言われている場所。 確かに様々なIT製品がところ狭しとあるが、いかんせん、臭い、古い、汚い、人でグチャグチャ。物乞いの子供達(無視しないといけないので、 結構つらい)もノラ犬もいる。気を抜いて歩いていると、ノラ犬(だと思う。ひょっとして...)の糞を踏みそうになる。こんなDealer Callは人生初だ。まあ、ここを見ないでは、インドまで来た意味がない。正直、体力も精神力も使い果たした感はあるものの、 実態を知ることは大事かと...。

 で、今日のDinnerは、日本料理"たむら"。 野菜炒めとか冷奴とか生姜焼き定食などをいただく。カレーを中心にインド系香辛料三昧の食事が続いたので、これはありがたい。 ここがインド赴任者のオアシスになるわけだ。醤油風味でちょっぴり元気になれた。ごちそうさまでした。

 今回の出張の大きな目的は、インドの若者文化を知って、それを今後に生かすこと。 TrendやFashionなど流行発信基地であるインドのclub cultureへの潜入も大事な仕事のひとつ。 Hotelで少々休んだ後、23時前から行動開始。まず最初に行ったclubは、2,3ヶ月前にOpenしたUK系のclub "Ministry Of Sound New Delhi"。ピラミッド状の巨大なハコ。この日、かかっていたのは、Trance系。 日中街で見かけないclub Fashionに身を着飾った若者達。 外の車も街中でまったく見かけないLexusとかBMWとかが並んでいる。とりあえず雰囲気を味わった後、 2つ目のclub"Capitol"へ。 時刻は24時過ぎ。ここはThe Ashok Hotelにあり、厳重な身体Checkの後、中に潜入。ここでかかっているのは、 完全にHindi Music。カップルを中心に人で溢れている。日本にいて、今まで一切聴いてこなかったHindi Music。 このDance Music、マジで楽しい。Rhythmがまさに"踊るマハラジャ"状態。仕事を忘れ、深夜2時過ぎまで、 踊らさせていただきました。

 そんな感じで、インド・デリ出張、2日目が終了。増殖し続ける巨大Shopping Mall群、 昔ながらの汚いIT街にClub文化。いろいろ頭と体で感じたり、酷暑で体力を使い果たし、速攻でBedに。ほんとお疲れさまでした、俺。 おやすみなさい。

●2007/6/9(土)~6/10(日)

  というわけでインド・デリ出張、3日目最終日の朝がStart。今日もHotelのビュッフェで朝食を済ませ、 Check Outをし、迎えに来てくれたKnt君と合流。昨夜のclub潜入もあり、遅めの合流であったため、おかげで、 持ってきた"ラッシュライフ/伊坂幸太郎"完読(複数の話が最後に交じり合う小説。今度じっくり書きます)。で、 今日はすでに気温40度を越えているらしい。嗚呼、今日もあぢ~。

 で、今日もDealer CallからStart。まずは、ガジアバッドにある巨大Sopping Mall"Shipra Mall"に。このあたりも建築ラッシュ状態で、巨大最新型マンションがガンガン建築中。で、このMall、 ITメーカーのShop、普及価格帯家電を扱っている量販店、最新のIT機器が充実したPower Retailerなどを視察。 やっぱいろいろ流れが来てる。

  で、インドの31でアイスをいただいたあと、今日のLunchは、このMallにある"Kenturky Fried Chiken"。こっちのChiken Burgarは、やっぱ辛い。で、この出張中、一切に口にしなかった生野菜。が、 このBurgarに入ってるレタスを食べてしまう。一抹の不安を感じつつ、マジでうまかった。ごちそうさまでした。

  この後は、デリで一番新しいShopping Mall"The Great India Place"に向かう。 ここで興味深かったのは、"Home Town"という店。ここ、家電やIT製品も扱いつつ、家を建てるときのすべてが揃う店。 内装(壁や床など)からカーテン、トイレ、バス、照明などが販売され、まるでIkeaのように、イメージできる家具展示があったり、 それをFollowするインテリアコーディネーターのコーナーがあったりと、やばいくらい急激にNew Rich化が進んでいる。 この店にいる限り、インドにいることを完全に忘れる。なお、このMall自体、まだ全フロアがOpenしてるわけでないけど、 ここが完全Openすれば、UAEで見たMall群にまったくひけをとらない規模と内容になるかも。ちょっと目が離せられない感じ。

  この後は、デリのOfficeに戻り、今回の出張のラップアップMtg。 休日出勤にもかかわらず、Mrsさんにも参加いただき、今回の出張で得たものをお互いでDiscussしながらのMtg。やはり、 現地でのMtgって、同じ目線で語れるのはとっても大事。
 ちなみに、この黄色い機械は、停電時のBack Up用発電機。しかもうちのOffice専用。 停電が日常茶飯事のインドでは自社用発電機を装備するのが常識らしい。ちなみにウィーンウィーンって動いていたので、今、 停電してるとのこと。確かに停電のためにいちいちPCやクーラーが落ちたら、仕事にならないだろうね。

 で、20時過ぎに、今日のDinner。インド最後の食事ということで、〆はやっぱカレー。 ここはとあるHotel(名称忘却→後でKnt君に連絡いただき、Samrat Hotelとのことでした。)にある"The Chakra"というRestaurant。タンドリーとKingfisher Beerって、それにしても合う。チキン、海老、野菜、マトンのカレーに、バターとプレーンのナン、そしてインド米のライス。 やっぱうまいな、インドのカレー。ごちそうさまでした。

 で、食後、このRestaurantで、Sachin君も入って、FlightギリギリまでMtg。で、このHotelを出発。 23:15発AI314便に乗るには、遅くとも22:15までには、Check Inする必要あり。22:15を10分ほど遅れて、 空港に到着。ここで、Knt君とお別れ。バタバタの中、挨拶をし、大混乱の空港内に。

 Air Indiaのカウンターも入国審査の列も、手荷物検査の列も、混雑でえらいことになっている。汗だくの上、焦りながら、 離陸時刻の10分前に出発ロビーに到着。ふぅ、ギリギリセーフ。それにしても、この国のインフラにかける強弱、絶対におかしい。 Shopping Mall建築も大事だけど、スムーズな空港を作ることも大事。やっぱ、最後の最後まで「これがインド」 ってことを感じながら、インドをあとにする。

 行きの飛行機で散々な目にあったAir India。相変わらずな不穏な空気を感じつつも、とりあえず、離陸。 今回の日本までの帰国は香港経由。香港までのFlight時間は約5時間強で、Flightは、結構というか相当揺れる。「天候のせいか?」 「レトロな飛行機のせいか?」あるいは「パイロットの腕なのか...?」。大揺れの中、マジで、 今回のFlightアレンジしたMrmt君を恨んだ遺書を書こうかと思った。ま、Mrmt君、最後のDinner後、いきなり体調を壊し、 トイレに速攻状態。Air Indiaの件は許してあげよう。

 で、揺れるAI314便、なんとか香港に到着。時刻は香港時間6/10(日)朝の7時ごろ。日本との時差は約▲1H。引き続き、 香港で仕事があるTik君とはここでお別れ。お疲れ様でした。

 で、Mrmt君とJALカウンターでTransitの手続きをし、手荷物検査をし、とりあえず空港内で朝食。いただいたのは、 香港系のおかゆと焼きそばのセット。ボリュームたっぷりで、味もまずまず。やっぱ、食に関して、 Riskを感じずに食べられるのは幸せなこと。ごちそうさまでした。

 で、このあとは、疲れた体を癒そうと、空港内にある"仙薬味/Oriental Healing Art"にて、足裏マッサージを受ける。30分でHK$270。値段的には結構高かったけど、気持ちよかった。そして、Duty Freeとかプラプラ見て、Flight時刻までの時間をすごす。

 で、香港から成田までのFlightは、10:45発のJL736便。 いきなりの清潔感にホッとする。2度とAir Indiaには乗らんって決心する。
 で、席について、速攻爆睡。Flight時間、約4時間強のうち、1.5時間は寝ただろう。そのあとは安心の機内食を食べたり、 映画"Zodiac/ゾディアック"を観たまま爆睡したり。 だらだらとまどろみながらのFlightに。で、ほぼ定刻通りの16時過ぎに成田に無事に到着。入国手続きをし、税関を通り、空港出口に。 このあたりで、ほぼ5日間を一緒に過ごしたMrmt君とお別れ。ほんとお疲れ様でした。

 その後は、Nexで渋谷に向かい、一路世田谷への帰路。で、19時ごろ自宅に帰宅。ふぅ、お疲れ様でした。

 というわけで、4泊5日、人生2度目のインド出張、人生初めてのデリ出張が無事に終了。改めて感じたことを書いてみる...。
  (1) カースト制の現実ってやっぱ、厳しい。それに基づく貧富の差って、やっぱりきつい。 裸同然の子供達になにかをせがまれても、何もしてあげられないし。でも、その子供達の笑顔はかわいかったりして...。やっぱ、難しいです、 自分の頭の中を整理するのが...。
  (2) それでもインドの社会って、自分達が失ってきた純粋な家族愛に満ちている。祖父や父親を尊敬しているし、 家族の前ではタバコは吸わないし、門限は守るし。この国の人々って、実はとっても幸せなのかも...。
  (3) 急激な経済成長と手遅れ気味な社会インフラ。成長することはいいことなんだけど、道路とか電気とか水とか衛生とか、 社内的なインフラが完全に取り残されている。このGapを少しでも埋めないとって素直に思う。ま、 この歪みが今のインドの面白さなのかもしれないけどね。

  で、今回の出張も様々なひとのお世話になった。まずはインドチームのTmgwさん、Mrsさん、 Nkzwさん(お忙しいところ、すいませんでした。次回は一緒に食事をさせてください)、そしてTakky君(やっぱあなたは凄いです、 そのバイタリティーが...)、で、Knt君とSachin君(ほんと、いいコンビですね、ガンガン行きましょう~)。で、 東京からはTik君(研究熱心と志の高さ、最高っす!)とMrmt君(次回はAir Indiaだけはやめてください)。
 で、あの過酷で生きるだけでもしんどい中、仕事をこなしてるインドチーム、ほんと脱帽です。自分には絶対無理。というわけで、 当分インドには行かないと思うけど、また機会があれば...。お疲れ様でした。

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