「プチ哲学/佐藤雅彦」を読んだ
なんとなく魅かれて読んでみた(って言うか観てみた)「プチ哲学/佐藤雅彦」
(中公文庫)について。
普通にしてたら見過ごしてしまう世の中の些細な現象を、ほのぼのとかつ鋭く見つめるほんとにプチな哲学書。で、
佐藤雅彦氏といえば、
"だんご三兄弟"とか"バザールでござーる"とか"湖池屋スコーン"とかで著名なCMプランナーで慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの教授。
で、この本も、豊富な発想力とハッとする着眼点とそれをじっくり掘っていく論理性に溢れてる。特に自分的に共感できたのは
「動いているものは動いているものにしか見えない-ツバメの実習-」と「同じ情報、違う価値-テレビ売り場のリモコン君-」の2つ。
たった30分の読書の中で、思考の法則やちょっとしたヒントがとっても新鮮。
簡単にそうに見えて、奥が深い。まだまだ自分は修行が足りない...。
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「人に強くなる極意/佐藤優」を読んだ(2025.05.13)
- 「リヴァプールのパレット/大崎善生」を読んだ(2025.05.09)
- 「暗黒戦鬼グランダイヴァー/誉田哲也」を読んだ(2025.04.24)
- レコード・コレクターズ 2025年4月号(2025.04.15)
- 「俺たちの箱根駅伝/池井戸潤」を読んだ(2025.04.10)
Comments