「プチ哲学/佐藤雅彦」を読んだ
なんとなく魅かれて読んでみた(って言うか観てみた)「プチ哲学/佐藤雅彦」
(中公文庫)について。
普通にしてたら見過ごしてしまう世の中の些細な現象を、ほのぼのとかつ鋭く見つめるほんとにプチな哲学書。で、
佐藤雅彦氏といえば、
"だんご三兄弟"とか"バザールでござーる"とか"湖池屋スコーン"とかで著名なCMプランナーで慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの教授。
で、この本も、豊富な発想力とハッとする着眼点とそれをじっくり掘っていく論理性に溢れてる。特に自分的に共感できたのは
「動いているものは動いているものにしか見えない-ツバメの実習-」と「同じ情報、違う価値-テレビ売り場のリモコン君-」の2つ。
たった30分の読書の中で、思考の法則やちょっとしたヒントがとっても新鮮。
簡単にそうに見えて、奥が深い。まだまだ自分は修行が足りない...。
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「リバー/奥田英朗」を読んだ(2024.08.15)
- 「永遠と横道世之介/吉田修一」を読んだ(2024.07.31)
- 「キネマの神様」を観た(2024.07.22)
- 代官山通信 Vol.166(2024.07.19)
- 「お帰り キネマの神様/原田マハ」を読んだ(2024.07.18)
Comments