「Zodiac/ゾディアック」を観た
先日行った上海出張。その往復のFlight中に「Zodiac/ゾディアック」
(2007/Cinema)を観た。
あらすじは、1969年、夜のDrive中のCoupleがなにものかに襲われ、女性は死亡し、男性も重症を負う事件が発生。
その1ヵ月後、新聞社に犯人と思われる人物-後に"Zodiac"と名乗る男-から犯行を告白する声明文と暗号文が届く。
そこには暗号文を新聞に載せないと大量殺人を決行するという内容。暗号文は新聞に掲載され、新聞記者のAvery(Robert Downey
Jr.)や風刺漫画家のGraysmith(Jake
Gyllenhaal)は犯人への謎解きに傾斜していく...。1960年末から1970年代にかけてアメリカで実際に起きた
「ゾディアック」事件。いまだ迷宮入りの未解決連続殺人事件を解決することに魅せられてしまった男たちの物語。
前半、Shockingな殺人事件、
犯人からのその殺人を詳細に誇示する犯行声明文や暗号文などに一気に物語に引き込まれながらも、その後の中盤は、あまりに丁寧に事件を調査・
追及されるシーンが描かれているためか、正直、中だるみ感はぬぐえず。ま、終盤、
風刺漫画家のGraysmithが独自に捜査をするあたりから、また面白くなっていったけど。というわけで、
2時間37分はちょっときつかった。
とは言ってもこの映画、あくまで実話に基づいて忠実に描かれたドキュメンタリーとしてみれば、
このしつこさと淡々とした感じも理解できるところもある。監督があの"Alien3","Se7en","The
Game","Fight Club","Panic Room"のDavid Fincher。
新たな側面を見れた印象。
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