「グラスホッパー/伊坂幸太郎」を読んだ
で、伊坂幸太郎氏。
今回読了したのが「グラスホッパー」
(角川文庫)を読んだ。
妻の復讐を目論み、妻を殺した男系の会社でキャッチセールスに励む元教師"鈴木"。
絶望に追い込んで人を自殺させることを専門とする殺し屋"鯨"。そして、ナイフ使いの天才的な若者"蝉"。その3人が追い求めるのは、
背中を押して車や列車に轢かせる殺し屋"押し屋"。で、最後に生き残るものは...。
ともかく人が死にまくる小説。しかもその死に様はグロテスクに、かつ生々しく、冷徹に描かれる。
そして映画"The
Six Sence"のような超常現象まで。確かに今まで読んだ伊坂作品とは一線を画すもの。で、「殺し」
という殺伐な題材ではハードボイルド的な小説とも言えるけど、ほんと分類不能な小説。それでいて、殺し屋達の心情とか葛藤とかも、
上手に描いてて、さすが伊坂氏という読後感。ともかく、新鮮な小説だ。
そんな感じで、ここ1,2ヶ月、一気に読んできた伊坂幸太郎作品。とりあえず現在文庫化されている全作品はこれで制覇。
これからは単行本作品へ。ただお金もかかるし、かさばるので、図書館通いで攻めようかと...。
cf.伊坂幸太郎 読破 List
- ラッシュライフ
- チルドレン
- 陽気なギャングが地球を回す
- 終末のフール
- オーデュボンの祈り
- 重力ピエロ
- アヒルと鴨のコインロッカー
- グラスホッパー
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