「Mr.and Mrs.Baby and Other Stories-犬の人生/Mark Strand-マーク・ストランド」を読んだ
なんとなく、"村上春樹氏の訳だから"的理由で、
Mark
Strand氏の短編集「Mr.and Mrs.Baby and Other Stories-犬の人生」
(中公文庫)を読んだ。
このMark Strand氏、アメリカ現代詩界を代表する詩人らしいんだけど、この本は短編小説集ではなく、完全に散文集。
突拍子もなく雑多にイメージが浮かんで、消えてく感じで話が進んでいく。思考が行ったりきたりする。で、
ふっと気づくと仕事とかまったく違うこと考えてたりする。あとがきで村上春樹氏が書いていたけど、
ストーリーよりもイメージや感受性を大事にしている。まさにつかみどころのない感じな小説だった。
そんな中で気に入ったのは短編は「The President's Resignation-大統領の辞任」と
「二つの物語-Two Stories」と「The General-将軍」かな。一気に読むのはなく、
寝る前とかに少しづづ読むことで堪能できそうな小説だった。ま、個人的には、今の気分では苦手系...。
追記:なんか週末日曜の午後あたりから体調が異常に悪くなり、今日はお休みをいただく。ほぼ1日中、ベッドで汗かきまくりの爆睡状態。 ほんと嫌になるくらい眠れた。というわけで、会社の皆様、今日の同期送別会幹事の皆様、ご迷惑をおかけし、ごめんなさい。早く寝て、 明日復活します...。
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