桑田佳祐/Yokohama Arena/2007.12.27
というわけで、行ってきました「桑田佳祐LIVE TOUR 2007 呼び捨てでも構いません!! "よっ、桑田佳祐"SHOW」の初日12/27(木)、横浜アリーナ。生の桑田さんはサザンでの 「THE 夢人島 Fes.2006」以来だし、Soloとなると年越しで行った「桑田佳祐LIVE TOUR'94"さのさのさ"」以来、13年ぶりだ。では、Live Reportを書いてみます。 ★完全ネタばれ★なんで、これから行かれるかたは読まないほうが...。
照明が落ちて、いきなりの1曲目は「哀しみのプリズナー」。鉄格子っぽい演出の中、桑田さん登場。やっぱ、
この曲かっこいい。で、その余韻の中、いきなり大盛り上がりの「BAN BAN BAN」。もう、たまらない選曲。来てよかった気分、
一気に盛り上がる。
「前立腺」満載のくだらないMCを挟んで、今年Releaseされた新曲系が連発。「男達の挽歌」に、完全CMモードの
「NUMBER WONDA GIRL~恋するワンダ~」(全員にWONDAの新商品の缶coffeeが配られて、
ちょっとうれしい...)に、「MY LITTLE HOMETOWN」。桑田さんの幼少時代の写真が流れて、ちょっとほのぼの。
そして、待ってましたの「MERRY X'MAS IN SUMMER」と「スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)」。この2曲、あのKuwata Band時代の曲だし、特に「MERRY X'MAS IN SUMMER」 は聴きたかったので、まじうれしい。そして、1988年にReleaseされたSolo Album"Keisuke Kuwata"から、 「BLUE~こんな夜には踊れない」。この曲をLiveで聴くのは、「サザンオールスターズ-真夏の夜の夢-1988 大復活祭」のとき、雨の西武球場で聴いて以来かもしれない。なんか鳥肌が立ちながら、大学生の頃、ちょっと思い出す。
で、「白い恋人達」や「遠い街角(THE WANDERIN' STREET)」や、Upper系の 「地下室のメロディ」と「東京ジプシー・ローズ」を挟んでの中盤戦。ここで、「東京」と「月」。特に「月」は名曲中の名曲。 BGVの満月の映像を前に、桑田さんが歌い上げる。40も超えるとこの手の曲にグッときてしまう。
そして、今年のSingle3連発の「風の詩を聴かせて」、「明日晴れるかな」と「ダーリン」。「明日晴れるかな」 のWind SurfinのBGVはとっても美しかったし、「ダーリン」の光るピンバッチ、みんながしてて、綺麗な光景だった。
で、いよいよの終盤戦。「悲しい気持ち(JUST MAN IN LOVE)」 で名古屋時代にカラオケで上司にこの曲を強要されたことを思い出し、「波乗りジョニー」と「真夜中のダンディー」で、一気に会場はHeat Up。そして、Liveで初めて聴く「ROCK AND ROLL HERO」。こんな曲があるから、桑田さんのLiveは最高なんだよね。
そんな本編を終えて、Encore。会場全体で起きるWave(ひさびさに体験)の後、登場。で、 Encore1曲目は「漫画ドリーム07」。防衛省汚職問題、拉致問題、食品詐欺表示問題、政治連立問題、 薬害事件など今年起きた世の中の汚い事件を綴っている。やっぱ、前立腺Talkも大事だけど、こんなプロテスト系な曲も作る桑田さん。 ちゃんとわかってる。
そして、Encore2曲目「ONE DAY」。イントロが流れた瞬間、思わず歓声を上げてしまう。この曲、 Liveで聴いたのは、今から約20年前の1987年2月のKuwata Bandの日本武道館での解散Live以来。 この曲が聴けただけで、今日のLiveに来た甲斐があったと思えるほど。ほんと聴けてうれしかった。そして、「可愛いミーナ」を挟んで、 オーラスは「祭りのあと」。みんなが歌ってる。至福な光景。
こんな感じで、勢いだけで今日(もう昨日か)のLiveについて書いてみた。ほんと、桑田さんSolo Worksのベストな選曲だった。いやー、感動。そして、明日は幕張メッセでCOUNTDOWN JAPAN 07/08に行く。 幸せな年の瀬。
●Set List
Date:2007.12.27(木)
Place:横浜Arena
Tour Title:桑田佳祐LIVE TOUR 2007 呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW
M-01. 哀しみのプリズナー
M-02. BAN BAN BAN
M-03. いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)
M-04. 男達の挽歌
M-05. NUMBER WONDA GIRL~恋するワンダ~
M-06. MY LITTLE HOMETOWN
M-07. MERRY X'MAS IN SUMMER
M-08. スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)
M-09. BLUE~こんな夜には踊れない
M-10. 白い恋人達
M-11. こんな僕で良かったら
M-12. 遠い街角(THE WANDERIN' STREET)
M-13. 地下室のメロディ
M-14. 東京ジプシー・ローズ
M-15. 東京
M-16. 月
M-17. 風の詩を聴かせて
M-18. 明日晴れるかな
M-19. ダーリン
M-20. 悲しい気持ち(JUST MAN IN LOVE)
M-21. 波乗りジョニー
M-22. 真夜中のダンディー
M-23. ROCK AND ROLL HERO
encore
M-24. 漫画ドリーム07
M-25. ONE DAY
M-26. 可愛いミーナ
M-27. 祭りのあと
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Comments
ど~もです!
思いっきりネタばれじゃないっすか!
よかった、先に訪問しないで(笑)
それにしても今回のセットリストはサイコーでしたね。
まさにソロワークスの集大成って感じで。
これで「Journey」がきてたら間違いなく号泣ですね。
来年は30周年。
とんでもないことが待ってそうですね。
期待しましょう!
Posted by: かつお | Saturday, December 29, 2007 18:01
>かつおさん
あはは、だから書いたじゃないっすか、ネタバレだって(笑)。でも、なんか覚えているうちに残したかったんですよ...(汗)。
で、ほんと文句なしの選曲でした。個人的には、"One Day"で泣きました。
というわけで、30周年も楽しみましょう!
Posted by: emam | Saturday, December 29, 2007 19:26