「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ SIDE A,SIDE B -BIO HAZARAD THE UMBRELLA CHRONICLES SIDE A,SIDE B/牧野修」を読んだ
昔、思いっきりはまったGame「バイオハザード」
シリーズ。で、Hn-chanから借りて読んだ牧野修氏のゲームノベライズ
「バイオハザード
アンブレラ・クロニクルズ SIDE A,SIDE
B -BIO HAZARAD THE UMBRELLA CHRONICLES SIDE A,SIDE B」
(角川ホラー文庫)について。
これ、最近発売されたWii版の「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」
のゲームノベライズということだけど、初代の「バイオハザード」で描かれた洋館事件や、「バイオハザード2」や「バイオハザード3
LAST ESCAPE」でのラクーンシティの崩壊なども網羅されてる。で、これらに「バイオハザード0」
での黄道特急やロシアを舞台としたアンブレラ社の終焉までが描かれてる大作な内容。その中で、
S.T.A.R.Sの元体長でもある謎の男Albert Weskerの秘密が明らかにされていく。
ま、正直これだけの膨大な内容を文庫本2冊に収めているので、
よく言えばSpeed感があって話の展開が速い小説ということになるけど、逆に言えば、
バイオハザードを精通していないとついていけない小説かもしれない。ただ、
やはり面白かったのはGameでは描かれていないWeskerの行動。これは、なるほどという感じ。
あの独特の世界観を作ってるグロさも結構伝わり、バイオハザードファンなら楽しめる小説だと思います。
それにしても、1996年ごろの大ブームの時に、自分もPS版の「バイオハザード」で、ドはまりし、1998年の
「バイオハザード2」、1999年の「バイオハザード3 LAST ESCAPE」を楽しませていただいた。そして、2000年。
PS版が出ないということで、わざわざ3~4万くらい出して、Dream Cast本体を買い、DC版の「バイオハザード
CODE:Veronica」をやりまくったことを思い出す。これ以外にも、
"ディレクターズカット版"や"デュアルショックver."とか"ガンサバイバー"とか、シリーズが発売されるたびに買いあさり、
部屋を暗くして、たまにはヘッドホンで音響効果にビクビクとビビリながら、いろいろやったなぁ。で、
クリアした後に流れるムービーでの夜明けの美しさ、タイトルロールなど、異様な高揚感と充実感の中、ほんと感動したもの。
ただ、今は亡きドリキャスを買わざるを得なかったあたりの、
GfxやCPU処理など性能のいいHardを開発ターゲットにしながらGameを発売していく方針になったころから、
正直ついていけなくなり、まったくやらなくなったバイオハザードシリーズ。結局、あのドリキャスは、
"CODE:Veronica"をやって以来、もう7年以上押入れの中で眠ってる。
自分は基本的にHardに凝るより、Softにお金をかけて楽しみたい派。安いCDラジカセでもいいから、 浮いたお金でCDを買いまくるほうがいいって思ってる。やっぱ、楽しみたいコンテンツがあれば、 自分のようにHardは何でもいいと思ってる人には、今回のHD DVDとBluray騒動でも感じたけど、規格の統一化はやっぱMust。 思惑とか利権とか先行者利益とかアッパーコンパチとかいろいろあるけど、自分のそんな仕事の隅っこにいるかもしれないので、 眠ってるドリキャスを思い出しながら、仕事をしようっと。
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Comments
私はわざわざバイオハザード1と2を貯蔵庫から見つけ出して再びプレイしてしまいました。今やっても完成度が高いゲームって気がした。
Posted by: hn-chan(KingboyD改め) | Monday, February 25, 2008 16:31
>hn-chan
このたびは、本を貸してくださり、感謝です。
おお、やりましたか!
確かにそんな気分になったんですけど、今、Play Station自体をしまってしまい、なんか億劫になってます。
Posted by: emam | Monday, February 25, 2008 22:02