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Thursday, May 01, 2008

冒険王・横尾忠則 初公開! 60年代未公開作品から最新絵画まで/!Tadanori Yokoo Be AdventurouS!

  今日は休みをいただき、砧公園にある世田谷美術館にて 「冒険王・ 横尾忠則 初公開! 60年代未公開作品から最新絵画まで/!Tadanori Yokoo Be AdventurouS!」を観た。

  この展示会、少年達が体験する「冒険」 をテーマとした横尾忠則氏の今を見せながら、 多くの新作絵画(油が多かった)や、唐十郎氏、 寺山修司氏とか筒井康隆氏など1960~70年代のアングラ系演劇のポスターのグラフィック原画が展示されてた。他にも、氏の 「夢」をテーマにした作品とか、Y字路をテーマにした作品とか、 コラージュ(ともかく雑誌の写真をベースに糊でペタペタ貼った作品)とか、 ルソーをベースに氏が思いっきりArrangeした作品とか、 高倉健さんとか王貞治さんとか池内純子さんとか遠藤周作さんとか当時の著名人のポートレイトを題材にした"平凡パンチ"や"プレイボーイ"などの雑誌の表紙とか、 ともかく膨大な作品展だった。

 それにしても、氏の豊富なアイデアとかアイデンティティとか、 湯水のような作品に思いっきり脱帽。横尾氏の展示会に行ったのは、 1995年に新宿パークタワーで開催された"横尾忠則映画全集展"以来だけど、一番個人的に、横尾氏と触れていた時期は、1987年ごろ、 氏のGraffiicsが使われてた限5.000個のSwatchを使っていたころ。今でも机の引き出しの中にあるけど、時計のBandもぶち切れ、黄色がかって変色してしまった。 でもでも、大事な宝物(今買うと、 13万もするのね...。)。

 ともかく、1936年生まれの横尾忠則氏。いまだに刺激と混乱を与えてくださって、 ありがとうございます。

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