「いつまでもデブと思うなよ/岡田斗司夫」を読んだ
一時はまじめにDietをしていた私。しかし、年末あたりからなんとなく過食が進み、
過去最悪まではいかないものの、完全ぽっちゃり状態。夏のFes.もあるし、なんとなく痩せなきゃなぁって思っていた最近、
読んでみた岡田斗司夫氏の
「いつまでもデブと思うなよ」
(新潮新書)について。
で、氏の論旨は「意識改革」。昔は家柄社会とか学歴社会とかが重視される世の中だったけど、いくらキレイごとを言っても、
今の世の中は見た目社会。さわやかだったり、容姿がよかったりが最初の人の印象を決める。で、太っていれば、
その外見だけで"ゆるい"とか"自分に甘い"とか"たるんでる"とかの印象が生まれ、その人の印象を直すのは大変。そんな中、
提唱されるのが、"レコーディング・ダイエット"。
で、この手法は、自分がその日に口に入れたものを、ただただメモに残していく段階から、加えてカロリーをメモに残していく。
この段階を経て、自分の一日の自分の一日の総摂取カロリー量を確認し、これをメモに残していく。これをただただ反復していく。
このメモに残すという作業をただただ繰り返し続けていくうちに、無意識に摂っていた間食などの食材を自覚して、
肥満につながる食生活のパターンを戒める意識が自分の中に根付いていく。いかに今まで太る努力をしてきたことに気づいていく。
これが氏のいう「意識改革」。
で、この本、最後には、痩せたことによる氏の体験談、例えば"食費が減った"とか"むだが減り、
地球にやさしい気持ちになる"とか"選べる服が増えた"とか"物質的に服が小さくなり、
部屋が大きくなった"とか"飛行機や新幹線のエコノミーに座れるようになった"とか"冷房代が減った"とか"重力から開放された"とかが、
ダイエットの楽しさをベースに淡々と書かれている。
というわけで、とりあえず、レコーディング・ダイエットを始めてみた。1週間経ったけど、なにも変化はなし。ま、
だらだらメモを続けてみようっと。さて、Fes.に間に合うのか??
« 駒沢 #56 | Main | うなぎ割烹 一二三 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「当確師/真山仁」を読んだ(2024.11.29)
- 代官山通信 Vol.168(2024.11.27)
- 「Joker:Folie a Deux/ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」パンフレットを読んだ(2024.11.21)
- 「プリンス/真山仁」を読んだ(2024.11.09)
- 「しんがりで寝ています/三浦しをん」を読んだ(2024.11.02)
Comments