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Friday, July 11, 2008

「ドミノ/恩田陸」を読んだ

  最近気になりだした恩田陸氏。 で、Sktkさん(感謝!!)で借りた「ドミノ」 (角川文庫)について。
  あらすじはこんな感じ。営業強化月間の〆日、1億円の大口契約書を待つ、保険会社の社員達。 ミュージカル"エミー"の子役オーディションで下剤を盛られた子役の少女。ミステリー研究会で次の座長の座を狙い、推理力を競い合う大学生。 新作のPRと取材のために来日した映画監督とそのPet。俳句仲間のオフ会のために上京した老人とその俳句会仲間である警察OBたち。 女と別れるために従姉妹とだまそうとした青年実業家。そして、東京駅爆破をたくらむテロリストたち。 昼下がりの東京駅でバラバラの日常が一気に交錯する物語。
  まったく無関係な人々(27人と1匹)の日常がparallelが進んで行き、ジワジワもつれ合って、 関係とか影響とかをし合って、最後は一気に東京駅がPanicに陥った。いやー、確かに言われたとおり、 覚えられないと思った登場人物のEpisodeが、いつのまにかシャキシャキとRhythmよく頭に入り、 戸惑ったり振り返ったりすることなく読み終えることができた。あはは、この恩田さん、凄いや。まだまだ読んでいこうっと。

cf.恩田陸 読破 List
- 夜のピクニック
- ねじの回転-February Moment
- ライオンハート
- ドミノ

PS.めちゃめちゃ暑かった上海から帰国。それにしても、初日の上海料理は絶品でした。Jeanちゃん、ありがとう。

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