« 「Last Night/Moby」を聴いた | Main | STAR WARS BE@RBRICK »

Monday, July 14, 2008

「レンタル・チルドレン/山田悠介」を読んだ

  三茶のTsutayaで、表紙とTitleになんかひっかかった山田悠介氏の 「レンタル・ チルドレン」(幻冬舎文庫)について。
  こんな話。愛する息子"優"を病気で亡くした"泰史"と"冬美"は、P.I.という会社を訪れた。そこで行われているのは、 子供のレンタルと売買。システムは、2週間レンタルで男の子50万、女の子60万。そして買取は1千万。 メンテナンス(健康診断のこと)も1年に1度行われる。で、2人はリストの中に"優"そっくりの子供を見つけ、迷わずレンタル。そして、 翌日にはその子供の購入を決めた。しかしその1ヶ月後、"優"と名付けたその子供は、急速な衰えを見せ始める。 突然の病状に戸惑う泰史が取った行動は...。
  子供を買うという発想は、まるで映画"A.I."のようだったし、急激に歳とっていく感じは、 あの"AKIRA"のようだった。話として面白いし、ひたすら追いつめられるところなんて、いい感じのホラー。でも、結末がちょっと「??」 だった。なんか消化不良気味。次はあの"リアル鬼ごっこ"を読んでみて、この作者のこと、評価してみたい。

|

« 「Last Night/Moby」を聴いた | Main | STAR WARS BE@RBRICK »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「レンタル・チルドレン/山田悠介」を読んだ:

« 「Last Night/Moby」を聴いた | Main | STAR WARS BE@RBRICK »