「ヒュウガ・ウイルス~五分後の世界II/村上龍」を読んだ
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"http://emam.cocolog-nifty.com/emam//media/img_20080805T215125074.jpg"
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border="0" /> 先日行った上海出張で、OfficeにあったN先輩文庫の中から拝借して、
再び読んでみた
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E9%BE%8D">村上龍氏の
「
"http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=200185">ヒュウガ・
ウイルス~五分後の世界II」(幻冬舎文庫)について。
これ、パラレルな世界を描いた"五分後の世界"の続編。点状出血、内臓溶解、
そして筋痙攣の後に吐血し死亡という非常に強い致死性をもつウイルス"ヒュウガ・ウイルス"の蔓延した九州東南部の歓楽都市ビッグ・バン。
日本人としての誇りを失わず、未だ国連軍との戦闘を続ける日本国軍"UG"の兵士たちが、要人救出のためにこの街に乗り込む。
その彼らにCNN女性記者である"キャサリン・コウリー"は同行を許されたが...。
この話、専門的な医学用語が満載で、グロテスクな表現も多い。そんな中で、村上氏がイイタイコトは、「危機感」。
危機感を持って、それに対処すること。気づかない奴、見てみぬふりをする奴、そして、乗り越えられない奴はいらないということ。
ひさびさに読んだけど、深い話。前作の"五分後の世界"も読み返してみよう。
cf.村上龍 読破 List
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"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2005/05/post_3b4a.html">半島を出よ
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"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2005/05/post_c2ec.html">空港にて
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"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2006/06/2days_4girls_d39f.html">
2days 4girls
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"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2006/09/_shield_5699.html">盾
Shield
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"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2007/10/post_73d9.html">コインロッカー・
ベイビーズ
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"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2008/04/post_3e68.html">希望の国のエクソダス
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"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2008/08/ii_d331.html">ヒュウガ・
ウイルス~五分後の世界II
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