「i/小谷美紗子」を聴いた
初めてちゃんと聴いた小谷美紗子。
彼女が1997年にReleaseしたAlbum「i」(1997/Album)。
綺麗な声と綺麗なMelodyと少しの毒が入ったAlbumだった。
とりあえず、好きな曲を。まずはM-01「The Stone」。別れへ向かう唄。#
二人が互いを嫌いにある前に別れましょう。#って歌詞にドキッとした。歌詞含め豊かな表現力な曲。続いて、M-02「エリート通り」。これ、
社会の側面を切り取った曲。# 1+1を習う前にHow to コミュニケーションを探して 2次関数、
教える前にキャッチボールを一緒にやろう #。初めて聴いた特、その毒にハッとした曲。この曲が書かれた後に神戸連続児童殺傷事件(1997年)が起きたのは、
皮肉なこと。で、M-04「rain」。個人的にInsturumenlな曲はあまり好きではないんだけど、この曲は素晴らしい。
佐藤準氏と小谷美紗子氏のPianoのDuoに鳥肌が立った。
20年ほど前、山中湖の飲み屋でたまたま席が隣で、話をさせていただいた佐藤準氏。ちょうどRecordingに来ていたとのこと。
懐かしい思い出。そして、M-05「I」。サラって流れるように歌ってる声と歌詞とMelodyが思いっきり切ない感じ。
このAlbumでのBest Track。で、M-06「Gnu」。大袈裟なんだけど、正しいことをちゃんと教えてくれるような曲。そして、
LastのM-09「ハイ、まずわたしから」。# それ以上やると、春が氷河期になるぞ #。自然を愛するということ。おせっかいで、
大きなお世話なことを言われているんだけど、なんかそんな気持ちにならない曲。素直に同感。
彼女のLiveを観たことはないけど、様々なRock Fes.に出ている彼女。ゴリゴリのRock
Bandが出ているEventの中で、Pianoに向かって歌い上げてる彼女の映像を観るたびに感じていた異色な感じ。
でもその独創的なStanceと音楽に向かう真摯なAttitudeと唯一無二の存在感が、きっと響くんだろうな。初めてちゃんと聴いて、
わかったこと。全9曲38分弱のAlbum。ギュッといろんなものがつまったAlbumだった。
● i/小谷美紗子 (1997/Album)
M-01. The Stone
M-02. エリート通り
M-03. あなたはやって来る~Dear Santa~
M-04. rain
M-05. I
M-06. Gnu
M-07. 別れの支度
M-08. しみるわ
M-09. ハイ、まずわたしから
* Produced by Jun Sato.
* All Songs Written by Misako Odani,Except "rain" by Misako and
Jun Sato.
* All Songs Arranged by Jun Sato.
* Recorded by Michael Scott,Hank Cicalo and Joe
Chiccarelli.
* Mixed by Michael Scott.
* MVCH-29009 1997 Universal Victor Inc.
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