「ブルーベリー/重松清」を読んだ
引き続き、読み続けている重松清氏の作品。
で、世田谷中央図書館で借りた「ブルーベリー」
(光文社)について。
内容はこんな感じ。東京に対する憧れと不安をかかえて上京した18歳の大学生な僕。東京のいろんな場所で、
いろんな人たちと出会い、時を過ごし、そして別れを経験した。彼らは今、何をしているのだろうか?
僕はあの頃より少しは幸せになったんだろうか? 20数年の時をめぐる連作短編集。
レンタルレコード屋、LPとCasette Tape、John McEnroe vs Jimmy
Connorsの壮絶な試合、吉野家の牛丼、東京ディズニーランドと横浜ドリームランド、ホイチョイの見栄講座、Piaとアングル、
ふぞろいの林檎たち、俺も好きだったブルーベリーのガム、村上春樹の"羊をめぐる冒険"、WalkmanII、大瀧詠一の"A LONG
VACATION"...。ともかく懐かしい。
重松さんは俺より2つ上の先輩。まさに同じ時代を生きてきたということ。書かれていることは、どうとないことなんだけど、
そこにはそれなりの人間ドラマがあって、多くの出会いと別れがあって、せつない思い出なんかもあったりして...。ともかく、
あの頃はこんな時代だったことを思い出す。
思い出だけじゃ生きていけないけど、思い出もないと生きていけない。みんなどうしてんだろな?
cf.重松清 読破 List
- 流星ワゴン
- いとしのヒナゴン
- 疾走
- 熱球
- くちぶえ番長
- 見張り塔からずっと
- リビング
- きよしこ
- 舞姫通信
- その日のまえに
- ブルーベリー
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