「Angel Heart/エンゼル・ハート」を観た
相当昔から気になっていたMickey
RourkeとRobert De
Niroが怪演したSuspense映画「Angel Heart/エンゼル・
ハート」(1987/Cinema/TV)を観た。
こんな話。1955年、私立探偵Harry Angel(Mickey Rourke)は、謎の人物Louis
Cyphreから(Robert De Niro)の依頼で、失踪した人気歌手Johnny Favoriteの行方を探すことに。
Johnnyは戦争の後遺症で精神病院へ収容されているはずだが、その病院の記録を訪ねるとJohnnyは退院したことになっている。
そして、Harryの行く先々で、奇怪な殺人が続発する...。
モルヒネ中毒、占い師、ヴードゥ教、巫女...。宗教もからんで凄惨な惨殺事件が発生し続けて、
事件の全貌がわかっていくにつれて、最後は思いがけない真実がHarryを待っていたというもの。ゆで卵を食べるDe Niroの不気味さ、
Mickey Rourkeの自然ないやらしさ、そして、Alan Parker監督の演出がこの映画のすべてような気がする。
それにしても、「Fame」、「Pink Floyd The Wall」、「The
Commitments」など、音楽系の映画をよく撮っているAlan Parkerらしく、
ゴスペルやカントリー的な意味深なのどかさと、JazzyなStylishさが、音楽でも表現されてるし、光と影、構図、
遠近法といった撮影手法も、恐怖を煽ってくる。天井から降り続ける血のScene、ずっと忘れないかも。
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