「美しい時間/小池真理子・村上龍」を読んだ
hspace="0"
src=
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam//media/img_20090224T211348659.jpg"
align="left"
border="0" /> 二子玉川の紀伊国屋書店、途中に差し込まれるイラストと写真で、
なんとなく読みたくなった
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E7%9C%9F%E7%90%86%E5%AD%90">小池真理子氏と村上龍氏の競作
「
"http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/54/20/9784167542054.shtml">美しい時間」
(文春文庫)について。
これ、小池真理子氏の「時の銀河」と村上龍氏の「冬の花火」という2つの作品が収録されていて、
いずれも時を重ねて愛の真実を知ることがテーマになっている。
簡単に内容を。まずは、「時の銀河」。フレンチを食べる50代の女性"梢"と"亜希子"。そこで、
二人が愛した男によく似た男性がひとりでフレンチを食べている。そんなことを話しながら、二人は今までのことを振り返る。そして、
「冬の花火」。ステッキ店を営む50代の主人公"わたし"。自殺した"大垣"の残した冬の花火という言葉の意味を探しながら、
今までの人生を振り返る。
男女の関係ってどうなるかわからないものだけど、振り返ったときにいい時間だったなって思えるときっといい。それにしても、
おととしの年越しで見ためっちゃ寒空での冬の花火は、綺麗だった。また冬の花火、見たくなった本。
cf.村上龍 読破 List
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2005/05/post_3b4a.html">半島を出よ
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2005/05/post_c2ec.html">空港にて
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2006/06/2days_4girls_d39f.html">
2days 4girls
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2006/09/_shield_5699.html">盾
Shield
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2007/10/post_73d9.html">コインロッカー・
ベイビーズ
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2008/04/post_3e68.html">希望の国のエクソダス
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2008/08/ii_d331.html">ヒュウガ・
ウイルス~五分後の世界II
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2008/10/69-sixty-nine-1.html">
69 sixty nine
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2008/11/post-e437.html">イン ザ・
ミソスープ
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2008/12/post-2a1b.html">五分後の世界
-
"http://emam.cocolog-nifty.com/emam/2009/02/post-2d2f.html">美しい時間/小池真理子・
村上龍
« 「The Others/アザーズ」を観た | Main | 「Le scaphandre et le papillon/The Diving Bell and The Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る」を観た »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「転の声/尾崎世界観」を読んだ(2024.10.09)
- 「街とその不確かな壁/村上春樹」を読んだ(2024.10.05)
- 「リバー/奥田英朗」を読んだ(2024.08.15)
- 「永遠と横道世之介/吉田修一」を読んだ(2024.07.31)
- 「キネマの神様」を観た(2024.07.22)
Recent Comments