「ストロベリーナイト/誉田哲也」を読んだ
二子玉川の紀伊国屋書店にて、店員さんの手作りPopを読んで、
異様にひかれてしまった誉田哲也氏の
「ストロベリーナイト」
(光文社文庫)について。
こんな話。溜池が近くにある都立水元公園の植え込みから、青いビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。
警視庁捜査一課の警部補"姫川玲子"は、
捜査を続けてる中で浮上した謎の言葉"ストロベリーナイト"という底知れない悪意にたどり着く...。
定番な捜査の鉄則を飛び越える彼女の直感、
私服を肥やすためではなく情報を得るために裏金を作ることも辞さない宿敵"勝俣"の存在、そして、
警部補"姫川玲子"チームのクセのある部下達。ともかくこの本の面白さは、丁寧に書かれた登場人物たちのキャラ。加えて、
殺人ショーでの惨殺やグロさも嫌いじゃないし、性犯罪被害者である主人公の過去、彼女の家族との関係性なども、
この小説にさらなる面白さを増している。で、この小説、第2作「ソウルケイジ」、第3作「シンメトリー」と続いていくらしい。
いつか読んでみよう。
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Comments
偶然。オレもまさに今、読んでいる。
面白いよなー！
Posted by: tan | Thursday, March 05, 2009 14:36
じぶんは療養中に「ジウ」を読みました。
クソ面白かったです。オススメです！
Posted by: 腰痛後輩I | Thursday, March 05, 2009 17:26
＞tanさん
おお、偶然。
自分もたまたま手に取った本なんで、適当に選んだら、よかったという感じ。
他の本も読もっかな。。。。
＞腰痛後輩I君
おお、さらに偶然。
「ジウ」って3部作だよね？ぜひ貸して欲しいです。
それにして、本、読むんだ!? それがびっくり!
Posted by: emam | Friday, March 06, 2009 22:15
ぜんぜん読まないんですけど、療養中に読みっぱなしジャーマンだった「白い巨塔」を再読したらおもしろくておもしろくて。で、嫁が「ジウ」を貸してくれました。復帰したらもってきますね！
腰痛のおかげで初めてamazon利用し（いまさら…）、本（とCDとDVD）を買いまくってます。学生時代に読んだ「悪童日記」をふと思い出し3部作まとめ買いしましたが、あっという間に読みました。ｵｽｽﾒです。
そろそろ山崎豊子の「不毛地帯」が届きます。これも楽しみ♪
Posted by: 腰痛改善?後輩I | Saturday, March 07, 2009 00:38
＞腰痛改善?後輩I君
まさかあなたと本の話をするなんてと思いつつ...。
山崎豊子さんは凄い作家だよね。自分は、「華麗なる一族」、「白い巨塔」、「大地の子」、「沈まぬ太陽」と読んだけど、どれも甲乙つけられない。でも、「沈まぬ太陽」は電車の中で涙で嗚咽してしまい、速攻途中下車しました。あのソフト企画のSktkくんも泣いたって言ってた。超お薦めです。で、「不毛地帯」、いつか貸してください。
なお、「悪童日記」は知りませんでした。Wikiったら、ちょっとエゲツなさげで、好きかも。これもいつか貸してください。
Posted by: emam | Saturday, March 07, 2009 09:35
いやあ、なんか気持ち悪いですね（笑）。
「沈まぬ太陽」読みました。なんせ嫁の会社の話なので、嫁さんが読んでいました。物凄い筆力と裏にある緻密な取材に圧倒されました。で、その中で、中曽根首相と参謀の瀬島龍三をモチーフにした人物が登場すると思うのですが、その瀬島を描いたのが「不毛地帯」みたいなんですよ。いつか読もうと思っていて、amazon古本をgetしました！
とりあえず、「華麗なる一族」をぜひお借りしたく！
とりあえず、「ジウ」持っていきますね。
Posted by: 後輩I君 | Saturday, March 07, 2009 13:38
＞後輩I君
はい、いごこち悪いです...。
「不毛地帯」は政治小説なんだ。知りませんでした。
で、「華麗なる一族」は、キムタクTV化のとき、産休中のKbtさんに借りて読んだんで、持ってないです。すんません。「大地の子」はあると思います。
Posted by: emam | Sunday, March 08, 2009 00:00