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Sunday, May 03, 2009

「シングルマン/RC Succession」を聴いた

  昨日2008.5.2、忌野清志郎さんが癌性リンパ管症で亡くなった。 昨夜は結構凹んだよな...。朝から聴いてるRCサクセションの「シングルマン」(1976/Album)について。
  このAlbum、1974年に録音されるものの、事務所の移籍問題で、1976年にReleaseされたが、 まったく売れずにすぐ廃盤。で、「シングル・マン再発実行委員会」の働きかけにより、1980年に再発売されたいわくつきのRCの名盤。 ちょうど、RCがエレキを導入する前に作られてる。
  ともかく好きな曲を。M-01「ファンからの贈りもの」。完全にBlack Musicを狙ったR&B。M-02 「大きな春子ちゃん」。Bass林小和生(りんこわっしょー)がVocalとってる。あまりにほのぼのしてて、泣ける。M-03「やさしさ」 。本音が毒舌まみれ。M-04「ぼくはぼくの為に」。PopなMelody Lineに、人間の本性を暴いてる歌詞が衝撃的だった。 M-06「夜の散歩をしないかね」。きれいなMelodyのR&B Ballad。M-07「ヒッピーに捧ぐ」。この歌詞は、 今聴くのはつらずぎる。M-08「うわの空」。泣けて心温まる曲。M-10「甲州街道はもう秋なのさ」。切なくて、暗くて、喪失感満載で、 美しくて力強い名曲。M-11「スローバラード」。この有名なIntroが流れると今でも鳥肌が立つ。もう書くことない。
  ガキの頃から、ほんとありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

   お別れは 突然やってきて すぐに済んでしまった
   いつものような なにげない朝は 知らん顔して ぼくを起こした
   電車は動きだした 豚どもを乗せて ぼくを乗せて
   次の駅で ぼくは降りてしまった 30分泣いた
   涙をふいて 電車に乗りこんだ 遅刻して ホールについた
   ぼくらは歌い出した 君に聞こえるように 声を張り上げて
   検屍官と市役所は 君が死んだなんて いうのさ
   明日また 楽屋で会おう 新しいギターを 見せてあげる
    「ヒッピーに捧ぐ」 作詞/作曲:忌野清志郎

● シングルマン/RC Succession (1976/Album)
M-01. ファンからの贈りもの
M-02. 大きな春子ちゃん
M-03. やさしさ
M-04. ぼくはぼくの為に
M-05. レコーディング・マン(のんびりしたり結論急いだり)
M-06. 夜の散歩をしないかね
M-07. ヒッピーに捧ぐ
M-08. うわの空
M-09. 冷たくした訳は
M-10. 甲州街道はもう秋なのさ
M-11. スローバラード
* Lyrics by Kiyoshiro Imawano,Mikan(M-11).
* Composed by Habaichi Kimozawa,Kiyoshiro Imawano,Mikan(M-11).
* Arranged by Masaru Hoshi & RC Succession,RC Succession(M-05).
* Directed and Produced by Hidenori Taga.
* Mixed by Shozo Mogi.
* POCH9001 1990 Ploydor K.K.

cf.RC Succession・忌野清志郎 My CD/DVD List
- シングルマン/RC Succession (1976/Album)
- Blue/RC Succession (1981/Album)
- The Tears Of A Clown/RC Succession (1986/Album)
- 真心COVERS (2004/Album)
- 雨あがりの夜空に35/忌野清志郎 featuring RHYMESTER (2005/CDS)
- Rhapsody Naked/RC Succession (2005/Album+DVD)
- 忌野清志郎完全復活祭日本武道館/忌野清志郎 (2008/DVD)

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