「ROCKIN'ON JAPAN 特別号 忌野清志郎 1951-2009」を読んだ
#僕ら夢を見たのさ とってもよく似た夢を#
「ROCKIN'ON JAPAN
特別号 忌野清志郎 1951-2009」を読んだ。
1981年、洋楽雑誌rockin' onの表紙に初めて日本人Artistとして登場したRC
Successionという歴史もある共闘関係の渋谷陽一氏らが出した追悼本。
この本に収録されているのは、Album「Razor Sharp」Releaseのタイミングでの
「忌野清志郎2万字インタビュー(ROCKIN'ON JAPAN 1987年3月号)」、
「反戦反核を掲げたアルバム"COVERS"インタビュー(ROCKIN'ON JAPAN 1988年7月号)」、
「忌野清志郎が語ったRCサクセションの10曲(bridge 1995年4月号)」、
「忌野清志郎が語ったソロの傑作アルバム10枚(bridge 2004年2月号)」の4本。
brigeのインタビューは今回初めて読んだけど、Japanのインタビューは、Real Timeで読んでるはず。
で、仲井戸麗市、坂本龍一の特別インタヴューも載っているんだけど、Chaboのものは本当に痛々しい。
(渋谷氏) ...だから「チャボ、おまえ歌えよ」って言ってんだろうね(笑)。俺にも「本作れよ」って。
「追悼号のひとつも出せねえのかおまえは」みたいな。ほんとに。...
(仲井戸氏) ...自分にもね、キヨシは言ってるだろうということが一個と。あとやっぱり俺個人的に、
清志郎はやっぱり歌い続けることだったんだよね。っていうことを清志郎に「俺、わかってるよ」っていうことをね、
もう届かないかもしれないけど、なんかメッセージにしたかった。.......でも寂しいよ。ほんっとに寂しいよ....
これ読んで、グッときました。残された人々が覚悟して、なんとか前に進もうとしている。Chaboのインタビューだけでも、
絶対いろんな人に読んで欲しいと思った。
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