「I'm Not There/アイム・ノット・ゼア」を観た
Bob Dylanの自伝的映画「I'm Not There/アイム・ノット・ゼア」(2007/Cinema/TV))を観た。
これ、Bob Dylanの持つ6つの人格や生き様である"詩人"、"無法者"、"映画スター"、"革命家"、"放浪者"、"ロックスター"というPersonalityを、6人のCast、"Christian Bale"、"Cate Blanchett"、"Marcus Carl Franklin"、"Richard Gere"、"Heath Ledger"、そして"Ben Whishaw"が演じたというもの。生ける伝説Bob Dylanの実像を明らかにしていく。
それにしても、Bob Dylanって複雑で、激動の人生を生きてて、しかも謎に包まれてる。それを、断片的に紡いでいくことで、Dylanの素顔と実態を暴いていくという感じ。そして、6つの物語が別々に進みながら、複雑に絡み合って、最後には1つの物語になっていく。これは、役者を変えたことでうまく成り立っているんだと思う。で、個人的には女性であるCate Blanchettが演じた"ロックスター"が一番よかった。Acoustic GuitarからElectric Guitarに持ち替えて、FolkからRockに転身したDylan。この激動の時期がうまく描かれていた。で、さらによかったのは、この映画で流れる36曲のDylanの曲のCover。Eddie Vedder&MDBの「All Along The Watchtower」、Sonic Youthの「I'm Not There」、Charlotte Gainsbourg&Calexicoの「Just Like A Woman」、Jack Johnsonの「Mama You've Been On My Mind」など、これは一聴に値するかも。 というわけで、結構面白かったこの映画。Dylanについてわからなくても、十分楽しめると思います。
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