「忌野旅日記/忌野清志郎」を読んだ
忌野清志郎氏の「忌野旅日記」(新潮文庫)を読んだ。これ、当時週刊FMで連載され、1993年に文庫本化された清志郎のエッセイ。清志郎氏の交遊録で、しかも直筆イラスト満載(ま、白黒だけど...)。今回緊急復刊されたので、改めて読んでみた。
RC系のメンバー(BLUE DAY HORNSの梅津和時氏、片山広明氏から三浦友和氏やおおくぼひさこ氏含め)、Iran Dury & The Block Heads(あのAlbum"Razor Sharps"の頃)、Booker T & The MG'sのメンバー(あのAlbum"Memphis"の頃)、The Timersから、泉谷しげる、坂本龍一&細野晴臣、山下洋輔、桑田佳祐、井上陽水などなど音楽ギョーカイの重鎮や高井麻巳子や小林薫らまでを愛情込めて、裏話を含め曝露している(ゴーストライターまでも!)。
それにしても、この本を初めて読んだのは、大学の頃だから、今から25年以上前のこと。改めて、清志郎の交友関係の広さも、暴言&曝露の中、友達に対する愛情の深さも感じることができた。それにしても、口頭筆記だけど(笑)、文才あるな。加えて、画才もある。いまさらながら、多才な天才を失ったんだな...。まだまだ、彼は自分にとって大事な人だ。
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