「In the Valley of Elah/告発のとき」を観た
Tommy Lee Jones主演のイラク戦争映画「In the Valley of Elah/告発のとき」(2007/Cinema/TV)を観た。
こんな話。ベトナム戦争帰りの元軍人Hankの元に、イラクから戻った息子Mikeが基地へ戻らず、姿を消したという連絡が入った。そこでHankは、Mikeの所属する基地へ向かったが、彼の仲間達は皆、Mikeの行方を知らなかった。そんな中、Mikeの焼死体が発見されたという連絡が入る。悲観にくれながらもHankは、地元警察の女性刑事Emilyと一緒に、反発しながらも事件の真相を追求していく...。
この話は、とても、悲惨でShockな内容だ。息子になにがあったのか、イラクでなにが起きていたのか、軍隊で過ごす若者の無軌道な行動を親達は理解できるのか、戦場で倫理は守られるのか、戦争の後遺症は癒されるのかなどなど、相当重いThemeだ。この苦悩するThemeを、Hankを演じたTommy Lee Jonesが、迫真の演技で伝えてくれる。イラクの問題は、日本人のパンピーである自分には、知りづらく、わかりづらいものだけど、この映画から垣間見ることができた。アメリカの闇は、世界共通、そして人間の闇かと思う。
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