「レイクサイド/東野圭吾」を読んだ
遅ればせながら、ジワジワはまりつつある東野圭吾氏。で、三軒茶屋のTsutayaで気になって読んでみた「レイクサイド」(文春文庫)について。
こんな話。名門中学への受験を控え、子供のお受験合宿のために、湖畔の別荘に集った4組の家族と塾講師。"並木俊介"はお受験自体に疑問を抱きつつも、妻"美菜子"とともに、息子"章太"の合宿に参加していた。そんな湖畔の別荘に俊介の愛人"高階英里子"が現れる。その夜に、俊介は英里子と別荘の外で落ち合う約束をするが、英里子は現れず、別荘に引き返すと、そこには英里子の死体が横たわっていた。そして、俊介は「私が殺したのよ」という妻 美菜子の言葉に愕然とする...。
これ、"レイクサイド マーダーケース"として映画化されている作品だけど、ともかく読んでいる間に感じた印象は、なんか芝居をみている感じ。登場人物の会話がちょっとバカっ丁寧で、しゃちほこばってて、なんか昔、下北とかでやってたアングラ系芝居に立ち会ってる感じ。正直三文芝居のようだった。うーん、今回の評価は、自分的には微妙。次回に期待です。
cf.東野圭吾 読破 List
- パラレルワールド・ラブストーリー (1995)
- レイクサイド (2002)
- 時生 (2002)
- 容疑者Xの献身 (2005)
- 赤い指 (2006)
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