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Friday, December 11, 2009

「Anatomie/Anatomy/アナトミー」を観た

AnatomieAnatomy なんとなく気になってたドイツ映画「Anatomie/Anatomy/アナトミー」(2000/Cinema/TV)を観た。
 解剖学教室を舞台にしたこんな話。医学界で名声を気付いた祖父も学んだ名門医科大学" University of Heidelberg Medical School"の解剖研究セミナーに合格した女子学生Paula。ある日、彼女は実習の教材として手術台に横たわる死体が、ついこの前知り合ったばかりの青年であることに気づく。で、死体の血液から死因に疑問を抱いたPaulaは、血液を瞬時に凝固させる違法な薬品とその背後に謎の秘密結社AAAの存在を突き止めるのだが...。
 この映画、ほんとエグかった。あまりに異常な世界だし、Moral無視の世界が繰り広げられている。体(生きていようと死んでいようと)にメスが入るSceneは目を覆うものだし、あまりにRealな人体模型はGrotesqueすぎるし、臓器の標本もキツイ。"人体の不思議展"ってこんな感じだったんだろうな。加えて、硬質で無機質で青白い照明の解剖室のたたずまいも、このエグい世界観に拍車をかけている。
 というわけで、この映画、目を背けたいけど、観たくなってしまう映画。すでに2作目もあるよう。観たくないけど、観たくなってしまう映画かと。

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