「Goodbye Bafana/マンデラの名もなき看守」を観た
あの南アフリカ初の黒人大統領"Nelson Mandela"氏の半生を描いた「Goodbye Bafana/マンデラの名もなき看守」(2007/Cinema/TV)を観た。
こんなあらすじ。南アフリカの牢獄の看守James Gregoryは、アパルトヘイト政策の中、黒人を下等な人間とみなしていた。1968年当時、これはごく普通の見方であり、黒人は参政権や土地所有権はもちろん、家屋の所有や教育の自由さえ許されていなかった。そんな中、政府は反対制組織を弾圧し、指導者たちをロベン島の苛酷な刑務所に収容し、看守として島に赴任したGregoryは、彼らの話す言葉であるコーサ語がわかるため、最悪のテロリストとされるMandelaの担当に抜擢された...。
なんとなく、アパルトヘイト政策の中、想像を絶する弾圧があったとは思っていたが、この映画を観て、その凄まじさに絶句した。27年間、妻と触れ合うことはできず、息子は虐殺され、人間として扱われない過酷な人生を送っていたMandelaたち。でも、彼らは不屈の精神で耐え、彼に接することで、Gregoryは人間の尊さに気づいていく。たとえ、同じ白人たちに阻害されても、Gregoryは変わっていく。いい話でした。
で、最後にNetで見つけたMandelaの言葉を...。
肌の色や生まれ育ち、宗教などを理由に生まれつき他者を憎む者などいない。人は憎しみを学ぶのだ。憎しみを学ぶことができるなら、愛することも学べるはずだ。なぜなら愛は、人間の本性により、自然によりそうものだからだ。__from Nelson Mandela
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