「W./ブッシュ」を観た
なんとなく気になったので、元アメリカ合衆国大統領George W.Bushの伝記映画「W./ブッシュ」(2008/Cinema/TV)を観てみた。
こんな話。大学時代には逮捕歴があり、40歳になるまで父親から与えられた仕事を途中で投げ出し、ついにアルコール依存症になってしまったWことGeorge W.Bush。父親がアメリカ大統領になると、輝かしい父や出来のいい弟と自分を比較しては、「だけどいつかは僕もパパに認められたい」と愚痴っていた。そんなW.は、「お前が大統領になるのだ」という天からの啓示を受ける...。
これ、あのOliver Stoneが監督してるので、観る前は相当硬派な映画かと思っていたんだけど、全然そんなことはない。むしろ人間味あふれる作りになっている。大義なきイラク戦争や未曾有の金融危機をへの対応を、こんな男が進めていたことにあらためてびっくり。でも、自分の父親の影におびえ、父親の影響力に苦しんだ男の姿を、同情的にまで描かれていて、なんか共感できる。それにしても、今は表舞台から姿を消したようなW。元気なんだろうか?
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