「Bringing Out the Dead/救命士」を観た
あのMartin ScorseseがN.Y.Cを舞台に監督した映画「Bringing Out the Dead/救命士」(1999/Cinema/TV)を観た。
これ、救急医療の現場で闘う救急救命士たちの苦悩を描いたもの。こんな話。毎夜、N.Y.Cの街を救急車で走り続ける救急士Frank(Nicolas Cage)は、あまりにも多く繰り返される惨劇に神経を擦り減らし、不眠症に陥っていた。特に、喘息の少女Roseの気管挿管に失敗し、彼女を死なせてしまって以来、彼女の亡霊に悩まされていた。そんな中、Frankが心拍停止から蘇生させた患者の娘Maryと出会う...。
この映画、ともかくズタボロに疲れ果て、苦悩しきって、完全にイッテしまった救急士をNicolas Cageと同僚役Tom Sizemoreのが好演してる(実は、ぶっとんだTom Sizemoreって、昔から好きなんだよね~)。この2人を中心としたある種、暴力的でHi-tentionなキレた演技をしてて、それを目がチカチカするような映像とRock Musicがさらに加速されている。さっすが、Martin Scorsese。ともかくDarkな感じが期待してた以上によかった映画。結構お勧め。
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