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Thursday, March 18, 2010

「Millions/ミリオンズ」を観た

Millions Danny Boyleが監督した不思議なFantasy映画「Millions/ミリオンズ」(2004/Cinema/TV)について。
 こんなあらすじ。7歳のDamianと10歳のAnthonyの兄弟は、母親を亡くし、父親と共にManchesterの郊外に引っ越してきた。そんなある日、Damianは引越しで使った段ボールで線路近くに秘密基地を作ったが、そこに突然、22万ポンドの入った大きなBagが降ってきた。世の中的には、EU統合のため、あと12日後にポンドからユーロに切り替わってしまい、それまでにポンドを使わなければ、ただの紙くずになってしまう状況。で、父親には言わずに、兄のAnthonyは好きなものを買いまくるが、このお金は神様からの贈り物だと考えた信心深いDamianは、貧しい人々に分け与えようとする...。
 「Trainspotting/トレインスポッティング」とか「28 Days Later/28日後...」とか「28 Weeks Later/28週後...」とか「Slumdog Millionaire/スラムドッグ$ミリオネア」とか、少々過激な作品が多いDanny Boyle。そんな彼が、"自分の子供たちに堂々と観せられる映画を"ということで撮られた優しさ溢れるFantasy。映像自体は、さすがBoyleという感じでStylishなんだけど、Story自体はほんとほのぼのな感じ。景色や風景がきれいで鮮やかだし、子供たちの無邪気で純真な心が、最高に癒される。特にお金の使い道に困るSceneなどは、たまらない。ためらわず、BDに永久保存したこの映画、すさんだ日々をちょっと忘れさせてくれた。お勧めです。

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