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Thursday, March 18, 2010

「ハング/誉田哲也」を読んだ

Tetsuyahonda_hang それなりに読み続けている誉田哲也氏。今回も世田谷中央図書館で借りてみた「ハング」(徳間書店)について。
 こんな話。かつて赤坂で起きた宝石店経営者殺害事件。一度は蔵宮入りしたこの事件だが、新事実が浮かび、警視庁捜査一課特捜一係"堀田班"が再捜査に投入された。堀田班は犯人を割り出し、自供も得ることができた。しかし、その直後、堀田班全員に所轄への異動命令が出され、メンバー5人は散り、その1人の小沢は週刊誌記者へと転身した。公判で犯人は、堀田班の植草に自供を強要されたと全面否認に転じ、植草は自殺してしまう...。
 単なる赤坂での宝石店経営者殺害事件から始まった死の連鎖。警察の大物幹部、国を憂いた国粋主義者である大物右翼、仲間と思ってた同僚刑事の裏切り、そして吊るし屋の影。元堀田班の刑事たちの執拗なる捜査で、黒い闇な隠された謀略が暴かれて行く話。最初はじゃっかんのほほんとした話が、どんどん凄惨さと残酷さを増し、最後は救いようのない物語になっていく。ふぅ、さすがです、誉田哲也氏。完全に引き込まれました。やっぱ、誉田氏の作品は、"姫川玲子"シリーズとか"ジウ"シリーズとか、犯罪小説系がほんとに秀逸! で、次回は最近文庫化された「武士道シックスティーン」を読むつもり。これ、いわゆる青春小説系だけど、期待半分、不安半分。

cf.誉田哲也 読破 List
- アクセス (2004)
- 疾風ガール (2005)
- ジウI 警視庁特殊犯捜査係 (2005)
- ストロベリーナイト (2006)
- ジウII 警視庁特殊急襲部隊 (2006)
- ジウIII 新世界秩序 (2006)
- 月光 (2006)
- ソウルケイジ (2007)
- シンメトリー (2008)
- ハング (2009)
- インビジブルレイン (2009)

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