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Thursday, March 25, 2010

「The Curious Case of Benjamin Button/ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を観た

Benjamin_button 去年日本で公開された映画「The Curious Case of Benjamin Button/ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2008/Cinema/TV)。初めて観た。
 こんなあらすじ。舞台は1918年のNew Orleans。80歳の老人の姿で生まれた赤ん坊は、とある看護施設の階段に置き去りにされていた。その施設で働く黒人女性のQueenieはその赤ん坊を拾い、Benjaminと名付け、育てることになった。そのBenjamin(Brad Pitt)は成長するにつれて、若返っていった。そんなBenjaminは、1930年の感謝祭で少女Daisyと出会い、2人は心を通わせた。そして、仲が親密になっていくにつれて、Benjaminの若返りとDaisy(Cate Blanchett)は成長し、同じぐらいの年格好となった。しかし、Benjaminの若返り続け、Daisyは年老いていき、2人は同じような人生を送ることはできない運命であった...。
 この映画、あのF.Scott Fitzgeraldが書いた短編小説をもとに、David Fincherが監督した作品。Brad Pittとのコンビという意味では、あの「Seven/セブン」(自分の中での衝撃作の1つ。最近、観てないな。今度DVDを観てみよう)や「Fight Club/ファイト・クラブ」に続くもの。映像技術としては、視覚効果やMake Up技術としては、本当に秀逸で、違和感なく楽しむことができる。で、それにしても、この映画はあまりに悲しいFantasy。一緒に成長し、一緒に年老いていくという時間を楽しめず、お互いが同じPaceで過ごせる時間があまりに短くて、儚い。途中、冗長なところもあったけど、なんかボワーっとできた映画だった。

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