「The Curious Case of Benjamin Button/ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を観た
去年日本で公開された映画「The Curious Case of Benjamin Button/ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2008/Cinema/TV)。初めて観た。
こんなあらすじ。舞台は1918年のNew Orleans。80歳の老人の姿で生まれた赤ん坊は、とある看護施設の階段に置き去りにされていた。その施設で働く黒人女性のQueenieはその赤ん坊を拾い、Benjaminと名付け、育てることになった。そのBenjamin(Brad Pitt)は成長するにつれて、若返っていった。そんなBenjaminは、1930年の感謝祭で少女Daisyと出会い、2人は心を通わせた。そして、仲が親密になっていくにつれて、Benjaminの若返りとDaisy(Cate Blanchett)は成長し、同じぐらいの年格好となった。しかし、Benjaminの若返り続け、Daisyは年老いていき、2人は同じような人生を送ることはできない運命であった...。
この映画、あのF.Scott Fitzgeraldが書いた短編小説をもとに、David Fincherが監督した作品。Brad Pittとのコンビという意味では、あの「Seven/セブン」(自分の中での衝撃作の1つ。最近、観てないな。今度DVDを観てみよう)や「Fight Club/ファイト・クラブ」に続くもの。映像技術としては、視覚効果やMake Up技術としては、本当に秀逸で、違和感なく楽しむことができる。で、それにしても、この映画はあまりに悲しいFantasy。一緒に成長し、一緒に年老いていくという時間を楽しめず、お互いが同じPaceで過ごせる時間があまりに短くて、儚い。途中、冗長なところもあったけど、なんかボワーっとできた映画だった。
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「Lunana:A Yak in the Classroom/ブータン 山の教室」を観た(2023.11.27)
- 「いいお湯でした。/小山薫堂(原案)・冬川智子(作画)」を読んだ(2023.11.27)
- 「Dune/DUNE/デューン 砂の惑星」を観た(2023.11.26)
- 「Bullet Train/ブレット・トレイン」を観た(2023.11.25)
- 「首 KUBI」を観た(2023.11.23)
Comments