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Friday, June 11, 2010

「Miller's Crossing/ミラーズ・クロッシング」を観た

Millerscrossing Coen brothersの映画ということで観てみた「Miller's Crossing/ミラーズ・クロッシング」(1990/Cinema/TV)について、
 こんなあらすじ。1929年、禁酒法時代のU.S.東部のとある町が舞台。Ireland系Mafiaの"Leo O'Bannon"とItalia系Mafiaの"Johnny Caspar"は、暗黒街でシノギを削っていて、Leoとその片腕で博打好きの"Tom Reagan"は厚い友情で結ばれていた。同じくLeoの部下"Bernie Bernbaum"の姉で、高級クラブで働く娼婦"Verna Bernbaum"はLeoの情婦だったが、Tomにも魅かれ一夜を共にする。やがてその事実がばれてしまい、TomはLeoと袂を分かつ。で、博打の借金に追われるTomはCasparの下で働くことになるが、Bernieを殺せという命令を、Casparから受けてしまう...。
 これ、ThrillerやComedyに強いCoen brothersが作ったGang Movie。今まで彼らが作った映画には、暴力の中にどこかHumorな部分を感じることができたが、正直この映画には、そういった趣きはなく、完全硬派な仕上がりになっている。この手のHumorを期待して観ると正直つらく、あの「No Country for Old Men/ノーカントリー」につながるTasteだ。ともかく、Coen brothersの間口の広さに感服した映画だった。

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