「Pessimisms・心にトゲ刺す200の花束-究極のペシミズム箴言集-/Eric Marcus-エリック・マーカス」を読んだ
三茶に行ったとき、Gymで読もうと思った本を忘れたので、Tsutayaでなんとなく買ってみた「Pessimisms・心にトゲ刺す200の花束-究極のペシミズム箴言集-/Eric Marcus-エリック・マーカス」(祥伝社黄金文庫)について。
悲観論者が吐き出す、後ろ向きで悪意まみれの言葉が並んでる。人生とか、恋愛とか、人間関係とか、仕事とか、政治とか、宗教とかに対して、ただただ救いようのない言葉が書かれている。
- 何も期待しない人間は幸せである。落胆させられることが 決してないから。
- 愛に関して困るのは、相手がペットでは寿命が短すぎるし、人では長すぎるという点だ。
- 結婚してもしなくても、あなたは必ず後悔する。
- 公約が一番少ない候補者に投票しなさい。彼は期待を裏切ることも一番少ないだろう。
- 健康について心配するのはやめておけ。そのうちに消えてなくなるものだから。
- アルコールは人生という手術を耐えるための麻酔である。
ほんとシニカルで天邪鬼で捻じ曲がってる。でも、わかる、わかる。で、自分的に一番よかったのは、この言葉。
- 産まれるのは苦痛、生きるのは困難、死ぬのは面倒だ。
ごもっともな本でした。
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