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Monday, July 12, 2010

「Chrysalis/インストーラー」を観た

Chrysalis 近未来のParisを舞台にしたFranceのSF映画「Chrysalis/インストーラー」(2007/Cinema/TV)について。
 こんな話。2025年のParis。人間の眼からその人の記憶を読み取ることができる"網膜スキャン"が開発され、様々な犯罪事件の捜査に活用されていた。そんな中、欧州警察機構の刑事David Hoffmanは、連続殺人事件の捜査中に、公私共にパートナーであった妻Saraを殺害され休職していた。ある日、密入国者と思われる奇妙な若い女性の死体が発見された。その死体の眼の上まぶたに3本、下まぶたに4本の傷跡があったことから、Davidは彼が取り逃がした凶悪犯Nicolovの犯行だと確信する。一方、自動車事故で大怪我を負ったManonは、整形手術のおかげで事故前の顔を取り戻すが、自分の顔にも、また母である医師Brugenにも違和感を感じていた...。
 で、この映画、人間の網膜を通して記憶が操作できる機械"Chrysalis"をめぐるSF映画なんだけど、ともかくStylish。近未来ものなんだけど、全体的にモノクロというかGrayを基調にした色使いで、部屋の映像とか風呂場の映像とかも、そこはかとなく未来的でSF的な要素を感じさせる。SF映画につきものの大袈裟なCGもなく、ドハデな拳闘Sceneとか謎解きが興味深い。いい感じの小品なSFだと思います。

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