「とらわれない言葉 アンディ・ウォーホル/夏目大」を読んだ
ちょっと前、三茶のTsutayaで一押ししていたので、読んでみた「とらわれない言葉 アンディ・ウォーホル/夏目大」(青志社)について。
Andyの有名な言葉に、"アンディ・ウォーホルって人間について知りたいと思ったら、僕の映画や絵をただ、表面的に見てくれればいい。そこに僕がいるから。裏にはなにもないんだ。"がある。
これは本当にPop Artの真髄をついてると言葉だ思う。Silk Screenという版画印刷で絵を大量生産して、Serial Numberをつけて、お客様に提供して、対価を得る。その材料は、"キャンベルスープ缶"、"コーラ"、"マリリン・モンロー"、"飛行機事故"、"電気椅子"、"ドル紙幣"、"塗り絵"、"裸体"、"毛沢東"、"エスビス"、"性器"、"花"、"最後の晩餐"そして"Andy自身"まで。そこにあるものを写して、まさに"色"をつけて、売る。でも、差別化ができてる。先日、Andyの自画像が30億円というNewsがあったけど、まさに単純Copyに希少性があるという感じ。今の自分の仕事は、どちらかというと大量生産型。ほんと、Andyの言葉って、単純でわかりやすい。
追記:今日7/7(水)夕方から7/10(土)まで、17回目の中国出張。今回の出張はいろいろあるけど、一番の目的はNcyさん引継ぎ。Ncyにとっても、中国メンバーにとってもいい思い出になるといいと思う。では、行ってきます。
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